ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

アジア好きイチオシ。トムヤム味のナッツが登場!

Photo by muccinpurin

各国のお菓子や調味料がそろうカルディ。なかでも、タイや台湾などアジア系に強く、いつ行っても新しい発見があります。

この記事でご紹介する「オリエンタルクリスプ トムヤムカシューナッツ」は、タイを代表する料理、トムヤムスープ味のカシューナッツ。こ、これは食べる前から “アタリ” の予感がプンプンします……!

トムヤムスープとは?

トムヤムスープとは、唐辛子を使った辛いスープにレモングラス、バイマックル(こぶみかんの葉)などのハーブを合わせた、甘酸っぱい味わいと独特の香りが特徴の料理。なかでもトムヤムクンは、世界三大スープにも選ばれるタイの代表料理です。

トムヤムクンとは、「トム=煮る」「ヤム=混ぜる」「クン=えび」の意味を持つ海老入りトムヤムスープのこと。ほかにもトムヤムガイ(鶏)やトムヤムプラームック(いか)などのバリエーションがあります。

カルディ「オリエンタルクリスプ トムヤムカシューナッツ」

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「オリエンタルクリスプ トムヤムカシューナッツ」332円(税込)
どことなくホットなタイを連想させる、赤と黒というシンプルなデザインのパッケージを一目見た瞬間、「タイのお土産にありそう~~!」と思った筆者。かくいう筆者は東南アジアが大好きで、特にタイは島も含めて7~8回は訪問した大好きな国のひとつ。

トムヤムスープを現地で初めて食べたときは、高温多湿の国の風土に最適な、理にかなったスープだなと感心したものです。

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カルディで販売されているトムヤムナッツの原産国はもちろんタイ。裏面には英語で説明が書かれているので、もしかしたら現地でも販売されているのかもしれませんね。

トムヤムスープの味の要となる唐辛子、こぶみかんの葉、レモングラスを使い、トムヤムの甘辛味を再現したソースに絡めた本格派。

袋から出してみると、なにやらカシューナッツにさまざまなハーブがまぶされているようです。原材料表示を見てみると、カフィアライムリーフ(=こぶみかんの葉)、ローストレモングラス、エシャロット加工品とあります。

瞬時に現地を思い出す味。手が止まらない!

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食べる前からプンプンとトムヤムの香りがしましたが、口に運ぶとその香りは最高潮に。レモングラスとこぶみかんの葉が一瞬にしてタイの風を運んできます。 “香りは思い出をよみがえらせる” と言いますが、食べた瞬間にタイのバンコクで食べたすっぱ辛いトムヤムクンの味を思い出しました。

そうこうしているうちに、香りに変わって辛さが口の中を支配してきます。見た目にはそこまで辛く見えませんが、舌の上をジリジリと焼くような辛さ。とはいえ甘辛いテイストなので、ついつい次のひと粒に手が伸びてしまいます。

レモングラスを食べるという新感覚!

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トムヤムスープを食べたことがある方なら想像がつくと思いますが、スープに入っているレモングラスやこぶみかんの葉は、食べない人がほとんどだと思います。もちろん食用は可能ですが、繊維が強く口に残るので、食べるときはよけておきますよね。

ところが、トムヤムカシューナッツの表面には乾燥したレモングラスやこぶみかんの葉がびっしり。筆者もはじめは抵抗がありましたが、いざ食べてみるとそこまで口に残らず、すんなりとおいしくいただけました。

ただ、繊維が口に残るのが気になる人には向かないかもしれません……。不安なら、砕けた小さな塊からチャレンジしてみてくださいね。

料理のトッピングにもおすすめ

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筆者は料理のトッピングによくナッツを使うので、トムヤムカシューナッツでも試してみることにしました。粗刻みにしたトムヤムカシューナッツをサラダに散らすと、あら不思議。

どんな味のドレッシングをかけても、トムヤムカシューナッツのおかげでタイ風サラダ味になりました。サクサク、カリカリと食感もよく、おすすめのアレンジです。

サラダ以外にも炒めものやスープのトッピングに使うのも面白そうですね♪
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