ライター : 廣瀬茉理

グルメライター

「にっこり」は、超大玉で甘くてやわらかい

※画像はイメージです
にっこりは、大ぶりで甘い「新高(にいたか)」と人気種である「豊水」を掛け合わせて生まれた品種です。

栃木県で改良されたため、栃木県の観光地である「日光」と梨の中国語名「リー」を組み合わせてにっこりと名付けられました。

重さ850gほどと大きめのサイズやジューシーでやわらかい果肉、強い甘味がにっこりの魅力です。なかには重さ1キロを超える大玉も。にっこりは大きいほど糖度が高いので、スーパーで選ぶ際は大きめのものを手に取ることをおすすめします。

にっこりの旬はやや遅め、栃木産がメイン

にっこりの旬は、10月中旬から下旬です。8~9月が旬のほかの梨に比べ、少し遅いのが特徴です。

夏の太陽の日差しをたっぷり浴びて秋の収穫時期を迎えた旬のにっこりはとても大きく育ち、糖度は12度以上に。口いっぱいに広がる奥深い甘味を感じることができます。

また、にっこりは貯蔵性があるため、年末まで出回っていますよ。

産地

にっこりの主な産地は、栃木県です。栃木県で生まれた品種ということもあり、生産量の約8割を誇っています。

栃木県産のにっこりは、10月中旬頃から出荷を開始。また最近では、茨城県や千葉県でも収穫されています。

ITEM

にっこり梨 訳あり

¥4,380〜

内容量:4キロ (6玉から9玉) 産地:福島県

※2020年8月21日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

にっこりのおすすめの食べ方は、くし切り

※画像はイメージです
梨は、お尻に糖度の高い部分が集中しています。 そのため、にっこりのおすすめの食べ方は、縦にカットするくし切りです。甘さのばらつきを感じずに、糖度の高いにっこりをおいしく味わうことができます。

小ぶりであまり甘くないものは、砂糖と一緒に煮詰めてジャムやコンポートなどにして、にっこり本来の風味を存分に楽しみましょう。

秋の味覚!ごろんとした大玉に「にっこり」

大きければ大きいほど甘い、にっこり。ごろりと大きな見た目なのに、ひと口かじればジューシーでやわらかい繊細な果肉に満足できますよ。じゅわっと溢れ出てくる果汁の甘味に満足です。

ほかの梨に比べるとやや遅めの旬を迎える品種なので、秋が待ち遠しくなりますね。
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