4. ビジュアル系スイーツ「パティスリー レザネフォール」

Photo by 恩K

店名の「Les années folles(レザネフォール)」はフランスの1920年代を指す言葉で、ウディ・アレンの監督作品「Midnight in Paris(ミッドナイト・イン・パリ)」でも、この時代が取り上げられています。オーナーシェフ菊地賢一氏が届けるスイーツは、シュールレアリズムやアール・デコのデザインが花開いたこの時代にインスピレーションを受けて作られています。

プチガトーやマカロンなどの焼き菓子からケーキ、プリン、ゼリー類の生菓子まで、バリエーション豊かなスイーツが所狭しと並ぶお店。筆者は選ぶのにいつも目移りしてしまいます。

マンゴーマスカット

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360円(税抜)
青いファサードが美しくも風格を醸すお店の扉を開けると、目の前にスイーツが並んだショーケースが飛び込んできます。筆者が選んだのは、マンゴーのムースとマスカットのジュレがそれぞれの持ち味を引き出すスイーツ「マンゴーマスカット」。旬のフルーツから絶妙なコンビネーションを生む2種を選んで作られるスイーツです。

また、定番の「恵比寿プリン」は、なめらかな舌触りのプリンとほろ苦いカラメルソースのバランスがたまらないオーソドックスな味わい。瓶の容器も愛らしく、差し入れに持っていくと喜ばれそうです。
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5. 素朴な焼き菓子が人気「ピカソル」

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1992年にオープンした「ピカソル 代官山本店」に一歩足を踏み入れると、こぢんまりとした店内にあたたかさが漂っているのを感じます。それは長年、安心の材料を用いて、素材のうまみを追求したお菓子作りをしてきた姿勢からくるのかもしれません。

お店にはソフトクッキーやクリームサンド、シフォンケーキ、シュークリームなど、素朴でやさしい味のお菓子が勢ぞろい。ときには季節限定の商品が登場することもあります。

サヴォア・デ・フェルメ(クリームチーズ)

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460円(税込)
なかでもファンが多いのが、しっとり食感のソフトクッキー「サヴォア・デ・フェルメ」。スコーンとクッキーを掛けあわせたような素朴なビジュアルです。棚には何種類ものサヴォアが並んでいますよ。

ちなみに、やさしい甘みが特徴のサヴォアは砂糖不使用です。代官山本店でのみ買えるサヴォア「クリームチーズ」は、ほのかな甘みとチーズのコクが溶け合い、コーヒー・紅茶だけでなく、ワインのお供にもいけそうな味わい。代官山に近いので、散策の途中に立ち寄ってはいかがでしょうか。
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おさえておきたい恵比寿のスイーツ!

住みたい街ランキング上位に選ばれる「恵比寿」のスイーツ店は、街の雰囲気を反映したスタイリッシュで洗練されたお店が集まっています。気になるスイーツがあれば、恵比寿にお出かけのときに立ち寄ってはいかがでしょうか。
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