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鯖(さば)に含まれる栄養と効果効能
栄養と効果効能
- 細胞を構成する主要な成分「たんぱく質」
- 貧血対策に欠かせない「鉄」
- コレステロールを正常に保つ「EPA」
- 血流を良くする「DHA」
- 造血のビタミン「ビタミンB12」
- カルシウムの吸収を促す「ビタミンD」
- 強い抗酸化作用をもつ「ビタミンE」
細胞を構成する主要な成分「たんぱく質」
炭水化物や脂質と同じくエネルギーを産生する栄養素であるたんぱく質。鯖には100gあたり20.6g含まれています。
たんぱく質は、体内で細胞を構成する主要な成分で、筋肉や皮膚、ホルモンや抗体などの成分として存在しています。不足すると体力や免疫機能の低下を招くおそれがあり、生きていくうえで不可欠な栄養素です。(※1,2)
たんぱく質は、体内で細胞を構成する主要な成分で、筋肉や皮膚、ホルモンや抗体などの成分として存在しています。不足すると体力や免疫機能の低下を招くおそれがあり、生きていくうえで不可欠な栄養素です。(※1,2)
貧血対策に欠かせない「鉄」
貧血対策に欠かせない鉄分は、鯖100gあたり1.2mg含まれています。
鉄分は、赤血球中のヘモグロビンの構成成分で、体中の組織への酸素運搬にかかわっています。鉄分が不足すると、十分に酸素が行き渡らなくなり、頭痛や疲れやすくなるといった貧血症状を感じることが。ビタミンCやクエン酸、ラクトフェリンと一緒に摂ると吸収率が上がりますよ。(※1,3)
鉄分は、赤血球中のヘモグロビンの構成成分で、体中の組織への酸素運搬にかかわっています。鉄分が不足すると、十分に酸素が行き渡らなくなり、頭痛や疲れやすくなるといった貧血症状を感じることが。ビタミンCやクエン酸、ラクトフェリンと一緒に摂ると吸収率が上がりますよ。(※1,3)
コレステロールを正常に保つ「EPA」
青魚の脂に多く含まれているEPA。鯖には100gあたり690mg含まれています。
EPAには血液中の血小板が固まるのを抑え、血液の流れをよくする作用があります。また、血中のHDL(善玉)コレステロールを増加させ、LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪を減らすはたらきも。EPAは体内で合成できないので、食事から摂取する必要があります。(※4,5)
EPAには血液中の血小板が固まるのを抑え、血液の流れをよくする作用があります。また、血中のHDL(善玉)コレステロールを増加させ、LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪を減らすはたらきも。EPAは体内で合成できないので、食事から摂取する必要があります。(※4,5)
血流を良くする「DHA」
EPAと同様に青魚に多く含まれるDHA。鯖には100gあたり970mg含まれています。
DHAは、血液の流れをよくするはたらきがあります。脳や神経細胞の発育を活性化させ、記憶や学習能力を向上させる作用も。精神の安定やストレスを緩和する作用も期待されており、積極的に摂りたい栄養素のひとつです。(※5,6)
DHAは、血液の流れをよくするはたらきがあります。脳や神経細胞の発育を活性化させ、記憶や学習能力を向上させる作用も。精神の安定やストレスを緩和する作用も期待されており、積極的に摂りたい栄養素のひとつです。(※5,6)
造血のビタミン「ビタミンB12」
体内で補酵素としてさまざまな代謝にかかわるビタミンB12。鯖には100gあたり13.0μg含まれています。
ビタミンB12は、アミノ酸や脂肪酸の代謝、たんぱく質の合成などをサポートしています。また、正常な赤血球の生産にかかわるビタミンです。腸内細菌からも合成されるので、不足することはほとんどないとされていますが、足りないと赤血球を十分に作れなくなり、貧血を引き起こす原因となります。(※1,7)
ビタミンB12は、アミノ酸や脂肪酸の代謝、たんぱく質の合成などをサポートしています。また、正常な赤血球の生産にかかわるビタミンです。腸内細菌からも合成されるので、不足することはほとんどないとされていますが、足りないと赤血球を十分に作れなくなり、貧血を引き起こす原因となります。(※1,7)
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