ライター : 相羽 舞

管理栄養士

大学卒業後、保育園にて勤務し離乳食と幼児食の献立作成や調理を経験。現在は4歳と2歳の兄弟を大騒ぎで子育て中です。専門的な内容でもわかりやすい記事を目指して執筆しています。

鯖の栄養や効果効能について

たんぱく質

炭水化物や脂質と同じくエネルギーを産生する栄養素であるたんぱく質。鯖には100gあたり20.6g含まれています。

たんぱく質は、体内で細胞を構成する主要な成分で、筋肉や皮膚、ホルモンや抗体などの成分として存在しています。不足すると体力や免疫機能の低下を招くおそれがあり、生きていくうえで不可欠な栄養素です。(※1,2)

鉄分

貧血対策に欠かせない鉄分は、鯖100gあたり1.2mg含まれています。

鉄分は、赤血球中のヘモグロビンの材料となり、体中の組織への酸素運搬にかかわっています。鉄分が不足すると、十分に酸素が行き渡らなくなり、頭痛や疲れやすくなるといった貧血症状を感じることが。ビタミンCやたんぱく質と一緒に摂ると吸収率が上がりますよ。(※1,3,4)

EPA

青魚の脂に多く含まれているEPA。鯖には100gあたり690mg含まれています。

EPAには血液中の血小板が固まるのを抑え、血液の流れをよくする作用があります。また、血中のHDL(善玉)コレステロールを増加させ、LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪を減らすはたらきも。EPAは体内で合成することができないので、食事から摂取する必要があります。(※5,6)

DHA

EPA同様、青魚に多く含まれるDHA。鯖には100gあたり970mg含まれています。

DHAは、血液の流れをよくするはたらきがあります。脳や神経細胞の発育を活性化させ、記憶や学習能力を向上させる作用も。精神の安定やストレスを緩和する作用も期待されており、積極的に摂りたい栄養素です。(※5,7)

ビタミンB12

体内で補酵素としてさまざまな代謝にかかわるビタミンB12。鯖には100gあたり12.9μg含まれています。

ビタミンB12は、アミノ酸や脂肪酸の代謝、たんぱく質の合成などをサポートしています。また、正常な赤血球の生産にかかわるビタミンです。腸内細菌からも合成されるので、不足することはほとんどないとされていますが、足りないと赤血球を十分に作ることができなくなり、貧血を引き起こす原因となります。(※1,8)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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