ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

話題のチーズケーキをお取り寄せ♪

Photo by muccinpurin

フレンチ出身の田村浩二さんが作る「Mr,CHEESECAKE(ミスターチーズケーキ)」をはじめとした、プロが作るこだわりのチーズケーキがブームになっています。新型コロナウイルスの影響でテイクアウトやお取り寄せ需要が増え、通常はお店でしか味わえないものが、ぐっと身近になりました。

そんな "オンラインチーズケーキ業界" でいま注目を浴びている、東京・外苑前のレストラン「JULIA(ジュリア)」のチーズケーキをお取り寄せ。20年前から大切にしてきたというこだわりが詰まったチーズケーキをレビューします!

手がけるのは気鋭のレストラン「JULIA」

今回お取り寄せしたチーズケーキは、東京・外苑前に店を構えるレストランJULIAが手がける「JULIAのニューヨークチーズケーキ」。JULIAは、オーナーでソムリエの本橋健一郎さんと、シェフである奥様のnaoさんが夫婦で営む気鋭のレストランです。
茨城県つくば市に現在の前身となる本橋ワイン食堂をオープン。その後恵比寿に移転し、2019年6月に現在の外苑前に新たな店舗を構えるまで、夫婦二人三脚で歩んできました。フレンチをベースに世界各地の料理を取り入れたイノベーティブ料理を楽しめます。

未体験の口どけ。ニューヨークチーズケーキ

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「ニューヨークチーズケーキ」1本/2,000円(税込) 現在は2台セット(4,000円 税込)のみの販売です
見てください。これがウワサのニューヨークチーズケーキです。断面からもわかるように、かなりねっとりとしたレア状態なのが特徴です。

ここ数年、「チーズケーキといえばバスク!」と言わんばかりにねっとりとした食感のものがブームになっていますが、JULIAのチーズケーキも同様。ただしニューヨークスタイルなので、味わいはバスクとまったく異なります。

ベイクドチーズケーキのなかでも、とりわけ濃厚だといわれ、焼き色を付けずに仕上げるのがニューヨークチーズケーキ。クリームチーズがたっぷりと使用されていて、ほどよい酸味があるのが特徴です。

完全解凍がベスト!

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JULIAのチーズケーキは、冷凍で届きます。食べる前にひと晩じっくりと冷蔵庫で解凍する必要があるので、おいしいチーズケーキを味わうために焦らずゆっくり待ちましょう。

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冷蔵庫で解凍するときは表面に直接ラップが触れないよう、オーブンペーパーをふんわりとかぶせてからラップをかけましょう。こうすることで、解凍したときにラップがケーキの表面に張り付いて残念な思いをすることがありません。

ねっとり感が売りのチーズケーキなので、カットするときは少々コツが必要です。ケーキが半解凍の状態で、包丁を温めてから切ります。少々手間ですが、1カットするごとに包丁をきれいに拭きましょう。

驚くほど濃厚でなめらか…!

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ひと晩ゆっくりと解凍したチーズケーキは、ごらんの通りねっとりと濃厚!筆者は、自作、市販を含めこれまで数えきれないほどチーズケーキを食べてきましたが、このねっとり感は初体験です。じっくりと丁寧に湯煎焼されたチーズケーキならではのなめらかさにも感激!

チーズのコクがありながら、酸味もしっかりと感じるのでまったく食べ飽きません。個人的な考えですが、酸味のないチーズケーキは味がぼやけて残念なことが多いので、JULIAのチーズケーキは筆者の好みど真ん中!

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脇役に思われがちですが、クランブルのボトムがいい仕事をしています。薄すぎず、ちょっと厚めなので食べ応え抜群。ほろほろではなくザクザク。ほどよく塩気が効いていて、きゅっと全体を引き立てる影の主役です。

コーヒーや紅茶はもちろんのこと、キンキンのシャンパーニュと合わせたらおいしいだろうな……などと想像しつつ、早々と1カットを食べきってしまいました。残りはお酒と合わせてゆっくり食べようと心に誓い、実食終了です。

魅惑のチーズケーキはオンラインで購入可能

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JULIA渾身のニューヨークチーズケーキは、オンラインショップで購入できます。販売期間は事前に公式インスタグラムでお知らせがあるので、気になる方は合わせてチェックしてみてくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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