ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

台湾ドーナツがブームの予感…?

Photo by muccinpurin

屋台料理からかき氷まで、心揺さぶるグルメの宝庫・台湾。マンゴーかき氷やタピオカなどの数ある人気スイーツをかきわけ、次にブームが来るスイーツとして注目を浴びているのが台湾ドーナツです。

日本でも、ふわもち系から懐かしの味まで数々のドーナツがブームを巻き起こしてきましたが、台湾ドーナツはそのどれとも違っているようで……。

台湾ドーナツって?

台湾ドーナツは、「脆皮鮮奶甜甜圈」と呼ばれ、直訳すると “サクサク皮のミルクドーナツ” という意味なのだそう。サクサクのドーナツは日本でも味わえますが、その食感が日本のドーナツとはひと味もふた味も違うのが台湾流です。

サクサクに揚げたドーナツに砂糖をたっぷりとまぶした台湾ドーナツは、素朴ながらあと引くおいしさ。台湾のお店には連日行列ができるほどの人気で、日本のベーカリーやコンビニでもプチ台湾ドーナツブームが起きつつあります。

ローソンの新作「台湾ドーナツ」

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「台湾ドーナツ」120円(税込)
台湾ドーナツの特徴はサクサクふわふわとお伝えしましたが、果たしてローソンはどこまでその味を再現しているのでしょうか。見た感じはちょっと太めのリングドーナツという印象で、さほど重さは感じませんね。

パッケージを見てみると、ふんわり生地をザクザク生地で包み、練乳風味のチョコと粉糖でコーティングしているようです。見るからに甘そう……!

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袋から出してみると、表面にたっぷりとコーティングされている練乳の甘~い香り。粉糖がかかっているので、食べるときは袋に入ったまま手で持った方がよさそうですね。

そして注目すべきがこの表面のゴツゴツ感。実はこれ、リング状のドーナツに衣を付けて揚げているんだそうです。なるほど、だから天ぷらや唐揚げのような、ゴツゴツしたいびつな表面なんですね。

まさか、この衣がおいしさのヒミツなのかも!? さっそく食べて確かめてみましょう!

たしかにカリふわ!

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カットしてみると、表面に衣が付いているのがわかりますね。ナイフでカットするときも、サクサク感が伝わってきました。

食べてみると、ウワサ通り外カリッなかふわっふわ~♪衣をまとわせているおかげで、普通のドーナツにはないカリカリ感が味わえます。それでいて、生地はふわっふわ。ドーナツにありがちな、口のなかの水分を根こそぎ持っていかれるようなパサパサ感は皆無です。

そして、表面をコーティングした練乳チョコのミルキーな香りがたまりません!とても甘いのですが、このドーナツのおいしさは甘さあってこそ、という印象です。そのくらいこのコーティングが味の要になっているようですね。

ふわふわ感がアップ!さらにおいしく食べる方法

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そのままでももちろんおいしんですが、レンチンでさらにできたての味に近づけることに成功しました!袋から出した台湾ドーナツを耐熱皿に移し、500Wの電子レンジで5~10秒ほどチン♪

電子レンジの種類によって多少差はありますが、筆者宅の電子レンジだと5秒でチョコレートが軽く溶け、先ほどとは見違えるほど生地がふわっふわになりました。チョコが溶けるためミルキーな香りがアップ。表面のサクサク感はやや失われるものの、ふわふわ感を重視する方にはおすすめのアレンジです。

「懐かしい味に合いそう」ということで、牛乳を合わせたところこれが大正解!おすすめの組み合わせです。おいしさを失わないために、くれぐれも温めすぎに注意してくださいね。

本場の味とはちょっと違う!?

筆者は本場で台湾ドーナツを食べたことがなかったのですが、気になってSNSで口コミを見てみると……。

「おいしいけれど、本場で食べたのとは違う……」「やっぱり、あの揚げたてにはかなわないな。」という声がみられました。とはいえ、みなさん台湾ドーナツが懐かしくてリピート買いしているようです。

確かに、本場のお店は人気店のため回転がよく、常に揚げたてが提供されています。さすがにコンビニのパンで揚げたての味を再現するのはほぼ不可能ですが、ドーナツそのものの味は高く評価されていました。
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