日光浴はガラス越しでも効果的?

ガラスは紫外線を通さないため、ガラス越しの日光浴ではビタミンDの合成は期待できません。屋外でおこなうのが理想的です。

屋内での日光浴をおこなう場合は、窓を開けて太陽の光を浴びるようにしましょう。前述した通り、両手の甲に日光をあてるだけで十分です。

なお、セロトニンの分泌は、紫外線ではなく目に見える光である「可視光」によるため、ガラス越しでもおこなわれます。(※8,9,10)

日光浴をはじめてみよう!

ビタミンDの合成やセロトニンの分泌、体内時計の調節など、日光や紫外線にはさまざまな役割があります。屋内で過ごす時間が長かったり、日照時間が短くなったりすると、日光にあたる時間が減り心身に影響がでるおそれが。また、美容のために紫外線を避けている場合も注意が必要です。

心当たりがある方は、日光浴の時間を意識的に取り入れてくださいね。まずは、朝目覚めたらカーテンを開けて、太陽の光を浴びることを習慣化しましょう。

次回のテーマは「腸活について」です。
【参考文献】
(2020/05/26参照)
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