香辛料・酸味のあるもの

料理にカレー粉や唐辛子、こしょうなど、香辛料を使うと食欲がでます。レモンや酢の酸味を活かすのも、おすすめです。

主菜に酸味をプラスすると、さっぱりとするうえに消化にもいいメリットが。柑橘類・酢・梅干しなどに多いクエン酸は胃酸のはたらきをサポートするため、たんぱく質の消化を促しますよ。(※2,4)

香味野菜

薬味として、しょうがや大葉など、香味野菜を活用しましょう。このほかに、アリシンを含む、ねぎ、にら、にんにくもおすすめです。

香気成分であるアリシンは、ビタミンB1の吸収率を高めます。調理の際に例えば、にんにくをすりおろしたり、細かく刻んだりするとアリシンの増加が期待できますよ。(※2,4)

夏バテ対策のために見直したい生活習慣

生活習慣

  1. 規則正しい生活を心がける
  2. 十分な睡眠をとる
  3. 室内と室外の温度差に気を付ける
  4. 湯船につかる
  5. 適度に運動する
  6. こまめな水分補給をする

規則正しい生活を心がける

朝・昼・夕の一日3食の食事をして、規則正しい生活を送りましょう。とくに朝食を摂ると、一日のはじめにエネルギーと栄養の補給ができます。

ある企業では、若い職員の夏バテ対策を考えて朝食提供をおこない、朝食習慣が定着。その結果、猛暑時期の欠勤が減るという実例も報告されていますよ。(※3,5,6)

十分な睡眠をとる

十分な睡眠をとり、早寝早起きの習慣もつけ、規則正しい生活をしましょう。夜更かしによって睡眠が足りなくなると、夏バテの主な症状であるだるさ、食欲低下につながってしまいます。

睡眠不足による疲れは、自律神経の乱れとも関係しています。寝室の温度や湿度、寝具の環境を整え、ぐっすり眠れるようにしましょう。(※2,5)

室内と室外の温度差に気を付ける

冷房のついた室内と猛暑の室外では、温度差が激しくなり、自律神経が乱れる原因に。具体的には、室内外の温度差が5℃以上違うだけで、自律神経が乱れやすいといわれています。冷房で室内の温度を下げ過ぎないように注意しましょう。

冷房が強めの場所で過ごすときは、ひざ掛けや上着で調節をするといいですよ。(※7)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ