水をとりいれる

カフェインを取りすぎてしまったときの対処法は、カフェインを体内から取り除くこと以外ありません。カフェインは体内に蓄積されることはなく、約3~4時間で排泄されるといわれています。体内からカフェインがなくなるのを待つ間の水分摂取は、水がおすすめです。(※5)

ただし、カフェインの取りすぎによる症状が重い場合は、早めにかかりつけの病院を受診しましょう。

カフェイン入りの飲み物を避ける

慢性的にカフェインの取りすぎによる症状を感じたり、カフェインを飲まないと身体の調子が悪いと感じる場合は、カフェイン入りの飲料を避け、摂取量を減らしましょう。

コーヒーや紅茶の代わりに、デカフェコーヒーやハーブティーなど、カフェインが入っていない飲み物を選ぶとよいですよ。(※6)

カフェインを取るメリット

眠気を抑える

神経を落ち着かせる「アデノシン」という物質に構造が似ているカフェインは、脳内の「アデノシン受容体」に結合してアデノシンの働きを抑え、脳を覚醒させる作用があります。

適量のカフェインを取ることは眠気を抑え、作業効率をアップさせることにつながりますよ。(※1,2,6)

老廃物の排出を促す

カフェインには尿の量を増やす利尿作用があり、血液中の余分な水分や老廃物の排出を促します。

ただし、夜間にカフェインを取る場合には注意が必要。トイレのために何度も目を覚ましてしまい、睡眠を妨げるおそれがあります。(※2,7,8)

カフェインの取りすぎに気をつけよう!

眠気覚ましとして活用できるカフェインですが、腹痛や頭痛といった副作用が起こるリスクがあるため、摂取量には注意が必要です。カフェインの目安量を意識し、取りすぎないよう注意しましょう。

コーヒーは一日3杯程度を目安とし、なるべく間隔をあけて飲むとよいですよ。エナジードリンクを飲む際は、栄養成分表示を見て、カフェインの含有量を確認しましょう。カフェインが多く含まれていた場合は、一度に飲まないように気を付けてくださいね。
【参考文献】
(2020/03/12参照)
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