ライター : akiharahetta(有竹亜季)

フードコーディネーター / 野菜ソムリエ/料理人

これからの楽しみといえば…鍋!

Photo by akiharahetta

肌寒い日も増えてくるこの季節。そろそろ鍋を食べたくなってきますよね。でもあまりこってりした味付けはさすがにまだ早く、しかも鍋用の食材も出そろっていませんよね。 「じゃあどうしらいいの?」そんな微妙な気分にジャストフィットする鍋つゆをカルディで発見しました。

今年の鍋初めは「シークヮーサー鍋」で決まり

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カルディ「シークヮーサー鍋つゆ」307円(税込)
こちらがその「シークヮーサー鍋つゆ」。シークワーサーの爽やかな香りやジューシーさを連想するパッケージが目印です。いかにもさっぱりしていそうで、まだすこし暑さも残るこの時期にぴったりじゃありませんか? カルディいわく鍋の新定番とのこと。これまた期待が高まるキャッチフレーズですよね。

沖縄産のシークワーサーをたっぷり使用

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シークワーサーは沖縄原産のミカン科の果物です。沖縄の方言で「シー」は「酸っぱい」、「クワシ」を「食わし」を意味していて、つまりシークワーサーは酸っぱいものを食べさせるという意味なんだそうですよ。 どのくらい酸っぱいのでしょうか?少々心配になりますが、出汁との相性も気になるところです。

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今回はシークワーサーと出汁との一体感が一番のポイントになりそうですね。鍋つゆはごらんの通り透明感があって、昆布とかつおのうまみを効かせた出汁がベースになっています。 塩味のようですが、この見ためから味わいが想像できないだけに、逆に興味をそそられます。

「シークヮーサー鍋」なら家族みんなで楽しめる

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シークワーサーの商品はお酒やジュースなど、ひとりで楽しむものが割と多いので、家族みんなで囲める鍋は嬉しいですよね。 まだシークワーサーを食べたことのないお子さんも、一緒にも味わえますよ。

季節の野菜を存分に味わおう

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まだ白菜が出回っていなかったため、水菜と小松菜を使ってみることに。そのほかにももやしやパクチーも合いそうなので、ぜひ試してみてくださいね。 肉と野菜を彩りよく並べ、鍋つゆをひたひたに注いで、ふたをして火にかけました。鍋ならではの至福の時間が流れます。待つこと5分、くつくつと煮立ちいい香りがしてきましたよ。

特有の風味がクセになりそう

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出汁の中に爽やかなシークワーサーの香りが混じっていて、しっかりした存在感を感じます。透き通ったスープなのに決して薄くなく、うまみが深くて、スープだけでもゴクゴク飲めてしまいますね。 心配していたほど酸っぱくはなく、角のない丸い酸味でお肉をさっぱりいただけますよ。出汁とシークワーサーの相性は抜群で、さすがはカルディのイチオシと納得しました。
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