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食べる量には気を付けて
さばの脂には体に良い成分が含まれていることを説明しましたが、カロリーはやや高い傾向にあります。なので、食べ過ぎてしまうと、太る原因にもなってしまいます。一食に食べる量としては、手のひらにのるくらいの量が目安です。(※3)
さばは「食べたら痩せるのではなく、食べて痩せやすい体にする」ということを忘れず、1日の摂取カロリーを考えて、適量を食べてください。
調理方法は何がいい?
なるべくカロリーを抑えて食べたい人は、塩焼きや生食がおすすめ。
焼くことで、油を落としカロリーをオフすることができます。しかし、油と一緒にEPAやDHAも流れ出てしまうので、EPAやDHAをしっかりとりいれたい人は生食がおすすめです。さばは鮮度が落ちるのが早いので、食中毒にも気を付けてください。
煮たりすることでも栄養素が20%ほど流れてでてしまうことがあります。煮汁も一緒に食べられるようなレシピだと、さばの脂を余すことなく摂取できます。(※4)
相性がいい食材
身体にいいEPA、DHAですが、酸化されやすいという弱点があります。
酸化してしまうと、本来のパワーを発揮できません。体内で酸化から守るためには、抗酸化作用のあるβカロテン、ビタミンE、ビタミンCと一緒に摂ることがおすすめです。
βカロテンはにんじんなどの緑黄色野菜に、ビタミンEはナッツ類やかぼちゃに、ビタミンCは野菜、果物に多く含まれています。(※4,5)
さばを使ったおすすめレシピ5選
1. 焼き鯖のエスニックマリネサラダ
さばと相性のいい野菜をたっぷり使ったレシピです。
カラフルなパプリカにはβカロテン、ビタミンE、ビタミンCが多く含まれているので、さばの栄養をしっかり摂取することができます。
2. れんこんとサバの香味味噌炒め
ごはんが進みそうなさばの味噌炒めレシピ。
焼いたり、揚げたりすることで、魚の油は流れていきやすいですが、焼く前に片栗粉や小麦粉を付けることで、流出を少し防ぐことができます。
3. お手軽アクアパッツァ風!鯖缶のトマト煮込み
さばはトマトのリコピンとも相性がいいんです!
切る手間がいらない鯖缶を使うことで、調理もより手軽になります。水煮の缶汁には栄養が溶け出ていますので、汁ごと使用してくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。