目次
2. のどの渇き
しょっぱいものを食べた時、のどが渇きをいつもより感じることがありませんか?
これは濃くなってしまった体内ナトリウムの濃度を薄めようとするはたらきのため。こちらもナトリウムを常に一定に保つというからだの働きが関係しています。(※1)
3. 血圧が上昇する
塩分が摂取量が多くなるとなぜ血圧が上がるのかは、まだ正確なメカニズムが解明されていません。ただし、塩分を多くとるとナトリウム濃度を保つために体の水分量が増えることが影響しているのではと考えられています。
濃くなった塩分濃度を薄めるために水分が多くなると、血液も通常より多くなると考えられます。すると多くの血液を送るために心臓の圧が強くなり、血圧があがるのではと言われているのです。(※5)
塩分の摂りすぎが原因になりうる病気とは?
1. 高血圧
血圧が高い状態が続くと高血圧になってしまいます。高血圧は心臓に負荷がかかった状態。
この状態が続くと、動脈硬化や心臓の肥大がすすみ、さらには心不全や不整脈などの心臓や循環器の病気のリスクになってしまうこともあります。(※6)
2. 腎臓病
塩分を摂りすぎると、体内のナトリウム濃度を保とうとして尿中にナトリウムが排出されます。ナトリウムの一部は尿中でカルシウムに置きかわるのですが、尿のカルシウム量が増えすぎると固まってしまい腎結石になることがあります。
また腎臓はとても細い血管からできているため、塩分の摂りすぎによって血管がダメージをうけてしまうことは腎不全の要因とも言われています。(※6)
3. 骨粗鬆症
ナトリウムが尿中の排出され尿の一部がカルシウムに置き換わると、腎臓病だけでなく骨粗鬆症のリスクも高まると言われています。
骨はカルシウムが主な成分のため、カルシウムが多く排出されると骨がもろくなるリスクがあるのです。(※6)
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