きな粉をかけて食べる

きな粉大さじ1杯(7g)で2.6gのたんぱく質や1.3gの食物繊維が摂れます。スプーンですくって加えるだけなので、きな粉で気軽にたんぱく質や食物繊維を足してみませんか?

さらに、きな粉で女性にうれしい大豆イソフラボンが摂れるのもよいですね。大豆イソフラボンは女性ホルモンと構造が似ていて、月経周期の調整作用に役立つとされていますよ。(※5,14,15,16)

甘み足しはオリゴ糖にする

無糖のプレーンヨーグルトは、糖質やカロリーが抑えやすいですが、甘さが欲しいときもありますよね。その際は善玉菌を増やす作用のある、オリゴ糖を活用してみるのはいかがでしょうか。

オリゴ糖の作用が期待できる摂取量は、一日2~10gとされています。しかし、急な摂取は下痢といった不調が起きるおそれがあるため、数日間かけて推奨されている量まで増やしていくとよいですよ。(※2,5)

ヨーグルトダイエットの注意点

食べすぎないようにする

体重は、消費するエネルギーよりも食事で摂取するエネルギーを少なくすることで減っていきます。そのため、食べすぎによるエネルギー摂取量過多には注意したいですね。

ヨーグルトが低カロリーな食品といっても、食べすぎては元も子もないので、気をつけましょう。(※5,17)

食事のバランスを考慮する

極端に食事の摂取量を制限したり、特定の食品ばかりを摂取したりする方法はストレスがたまるだけでなく、必須栄養素の不足につながるとされています。そのため、ダイエットをおこなうときは、栄養バランスを意識したいですね。

ヨーグルトの場合は食物繊維や鉄、ビタミンCなどが不足しやすいので、不足分をほかの食品から取り入れてみてくださいね。(※5,17)

ヨーグルトダイエットについてのQ&A

Q. ヨーグルトを夜に食べても大丈夫?

A:寝る前に食べるなら、無脂肪無糖のヨーグルトがおすすめです。

夜間には、脂肪合成促進作用のあるBMAL1(ビーマルワン)が活性化するためです。ダイエット中の夜にどうしても食べたい場合は、低カロリーで低脂肪の「無脂肪無糖ヨーグルト」を選ぶとよいと考えます。(※12)

Q. ヨーグルトダイエットの効果は一週間で出る?

A:ダイエットの作用は、短期間では得られにくいと考えましょう。

体脂肪を1kg減らすには、約7,000kcalの摂取エネルギーを減らす必要があるためです。例えば毎日200kcalの間食をしていたものを無糖のプレーンヨーグルト1パック(90g)に置き換えただけであれば、体脂肪を1kg減らすのに約47日かかる計算ですね。

ダイエットを成功させるには、無理な状態にならないようにカロリーを計算したり、運動を長く続けたりすることが大切ですよ。(※5,6,17,18)
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