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古い歴史を持つ幻のすもも「ケルシー」とは
ケルシーとは、緑色をしたすももの品種のひとつ。
もともと山梨や岡山で作られていた日本古来の甲州大巴旦杏(こうしゅうだいはたんきょう)という品種のすももを、明治時代にジョン・ケルシー氏がアメリカ・カリフォルニアに持ち帰って広められたと言われています。
当時日本では栽培することがむずかしいため作り手が徐々に減って、大正時代には廃れていたようです。
その後アメリカでは「ケルシーの日本すもも」として話題になり、広く知れわたることに。そして大正時代にアメリカから「ケルシー・ジャパン」として逆輸入されるようになりました。今では古い歴史を持った古来の形が残っている貴重な品種と言われています。
味の特徴とおすすめの食べ方
ケルシーは緑色をしていて白い果紛(ブルーム)がつき、先のとがった形が特徴です。ほかのすももの品種よりも大振りで、200gを超えるものもあります。果肉は黄色いですが、熟しても外皮はほとんど緑色のまま変わりません。カットすると種の下に空洞があります。
しっかりとした歯触りのある肉質で、酸味はあまりありません。さっぱりとした甘さがあり、サクサクした歯ごたえもあります。皮は食べられるので、先端部分からかぶりつくのがおすすめです
日本産は希少!ケルシーの産地と旬
ケルシーの国内での唯一の産地は、山梨県です。雨が多い日本では栽培するのがむずかしく、また見た目から人気があまりないこともあり、生産量が少なくなっています。
そのため8月下旬から9月中旬ごろに収穫され、9月いっぱいは出回りますが、生産量が少ないため出回る時期もとても短くなっています。
ケルシーを入手するには?
ITEM
【ご予約商品】高級ラム ケルシー約2.4kg(17〜23玉)
¥274〜
内容量:約2.4kg
※2019年7月9日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
流通量も少なく、出回る時期がとても短いケルシーは、店頭で販売されているものを見つけることがむずかしいかもしれません。そのため通販で購入するのをおすすめします。こちらでは予約しておけるので、買いそびれる心配はありませんよ。
幻の高級フルーツ「ケルシー」を食べてみたい!
ケルシーとは一見輸入フルーツのように思いますが、実は日本古来の品種です。見た目や栽培方法のむずかしさから生産量は少ないため、「幻のプラム」と呼ばれる高級なフルーツなんですよ。
プラムには酸味がありますが、ケルシーは酸味がほとんどなくほどよい甘みがあって食べやすいです。ケルシーが手に入ったら、ぜひそのおいしさを味わってみてくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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