6. 意味深な名前の「ヤンソン氏の誘惑」

名前の由来は、ある作家のお母さんが20年代に同名の映画のタイトルから名付けた、19世紀に実在したオペラ歌手、あるいは宗教家にちなんでいる、と諸説あるようですが、実際ははっきりしていないそうです。 その中身は北欧産アンチョビの缶詰を味付けに使ったポテトグラタン。バターを塗った浅めのグラタン皿に、幅3mmほどの細切りにしたじゃがいも、薄切り玉ねぎ、水気を切ってちぎったアンチョビ、もう一度じゃがいもを、順に重ねます。 上から生クリームとアンチョビの漬け汁を回しかけ、パン粉とちぎったバターを散らして200度のオーブンで30分〜45分、少し焦げ目がつくまで焼いたらできあがり。

7. 子どもにも愛される「コルブストロガノフ」

牛肉をソーセージで代用するビーフストロガノフの簡易アレンジ版。コルブとはスウェーデン語でソーセージの意味で、大人も子どもも大好きな食材です。とくにホットドッグは屋台やキオスクでも人気No.1のファストフードなんですよ。 そんなソーセージを玉ねぎと炒め合わせ、トマト缶、トマトピューレ少々、生クリームを合わせ塩こしょうしたソースで少し煮込むだけという、簡単で安上がりなメニュー。ライスとミックスベジタブルを添えて。

太陽いっぱいの夏に楽しむスウェーデン料理とスイーツ

Photo by Дарья Яковлева / Pixabay

夏至がやってくると、スウェーデンでは本格的な夏のシーズンに入ります。カラッと晴れた青空がひろがり、気温も20度をこえる夏日が多くなります。 おうちに限らずガーデンパーティーやバーベキューなど、屋外で仲間と集まって楽しく食事やスウェーデン流ティータイム「フィカ」を楽しむ機会が増えるのもこの季節。夏によく登場する料理やスイーツをいくつかご紹介しましょう。

8. 夏を感じるデコレーションケーキ風クレープケーキ「パンカクストータ」

Photo by Kimmy

絵本『ペットソン&フィンダス』から生まれた、クレープを重ねたケーキ。バターで厚めのクレープを8〜10枚焼き、冷まします。上にラズベリーやいちごなどのお好みのベリージャムとホイップクリームを重ね塗りしながら、5〜7cmの高さまで層にします。最後はホイップクリームをこんもり塗り、新鮮ないちごやラズベリー、ブルーベリーなどをお好みでトッピング。上から粉砂糖をふりかけます。

9. 夏が終わる前にザリガニパーティー

Photo by Carolina Romare / imagebank.sweden.se

日本ではあまり馴染みのないザリガニ料理。スウェーデンでは8月の味覚として必須メニューです。満月が黄色くふくらんで見えるこの時期は、月夜に仲良しが集まってザリガニパーティーを開きます。 笑顔の月のちょうちんや、ザリガニイラストの紙エプロン、紙ナプキン、紙皿、ユニークな帽子など、小道具も用意。ザリガニは風味づけ用のディルと一緒に塩ゆでし、冷めたら手づかみで殻の中のミソを吸いながら身を取り出して食べます。

シーフードもお肉も豊富なスウェーデン料理

北欧旅行では自然体験やデザインが優先されることが多いですが、グルメも外せないものがたくさんあります。外食が高めのスウェーデンですが、ランチはお手頃で、ドリンク込みでビュッフェ形式のカフェやレストランがたくさんあります。季節や地域によってはヘラジカやトナカイ料理なども。旅行中はぜひ本場のスウェーデン料理を体験してみてくださいね。
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