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木目プレート|Shimoo Design
「Shimoo Designさんの浮様(ふよう)と言われる木地の表面を磨きながら削ぎ落とし、木目を強調する「うづくり」という手法を用いたものなのですが、この木目の浮き出たグレイッシュな色やたたずまいがとにかく美しい!
これは丸盆なのですが、プレートのように使うこともできます。私がこれを使う時は、和菓子などスイーツを盛り付けることが多いです。これを使うと激しく『カッコよく写真を撮りたい!』と思わせてくれる丸盆です」
粉引プレート|馬渡新平
「こちらも8寸のヒビ粉引プレートです。粉引の器って普通は白っぽい色なんですけど、こちらは黄色っぽい色なんです。温かみがあってかつ力強い雰囲気を併せ持つ器です。
やはり私は朝ごはんにワンプレートで使うことが多いですが、メインプレートとしてパスタやハンバーグなどを盛り付けても食卓がグッと華やかになります」
リムプレート|吉田次朗
「吉田さんの器はとても薄くて軽いです。そしてグレーの濃淡が本当に美しい器です。こんな余計なものをすべて削ぎ落としたミニマムな器には、たくさん料理を盛り付けるよりも、一品をポンっとのせて、潔いくらい余白の美を楽しむのが一番だと思います。
スイーツもすごく似合うプレートですが、私も何の飾りもない昭和のオムライスも……」
運命の器と出逢う場所
ーーいつも器を購入するお店を教えてください。
うつわ クウ
「私は、ほとんど器屋さんのonlineショップで購入するのですが、こちらのクウさんで開催される個展には何度か足を運んでいます。自宅から比較的近いということもありますが、好きな作家さんの個展開催が多いんです!
店主の美崎さんのインスタグラムのキャプションも大好きです」
「器えらび」をもっと楽しく
ーーこれから器を買われる方、器をどう選んでいいかわからない方にアドバイスをお願いします。
「取っ掛かりは、自分の好きな器を選んでいいと思います。お料理作って、盛り付けて……。ずっとやってると段々と自分の本当に好きな器、使いやすい器がわかってくるものです。“失敗して学ぶ”。これも大切な過程かなと思います。私もそうでしたから(笑)。
でも、お金も掛かる事だからできるなら失敗はしたくないですよね。今、器使いの素敵なインスタグラマーさんは、キャプション内に作家さんのお名前をタグ付けしてる方が多いので、そこから入っていくのがいいと思います。そこから検索して取り扱っているショップを探したりそこでまた素敵な発見があったり……!あぁ、これを書いてる私がワクワクしてきました!」
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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