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常温保存が可能な「ロングライフ牛乳」とは
ロングライフ牛乳とは、製造にも、製品の容器にも滅菌を徹底し、細菌数ゼロでつくられた牛乳です。しかも、一般的な牛乳と栄養面で差はありません。一般的な牛乳が10℃以下の保存が必要なのに対し、常温でも2か月ほど長期の保存が可能となっています。
この記事のまとめ
- ロングライフ牛乳が保存できるのは、殺菌方法と容器が工夫されているから
- ロングライフ牛乳には、保存料や添加物は使われていない
- 栄養は通常の牛乳と同じ
- 味はそこまで大きな違いはない
- 開封後の消費期限は2日程度で、普通の牛乳と同じくらいしかもたない
常温保存できる理由
普通の牛乳の場合120~130℃で1秒~3秒殺菌するところ、ロングライフ牛乳では130~150℃で滅菌されます。また、牛乳を注入する容器にも工夫があり、紙容器の内部にアルミ箔が貼り合わせられているんです。
これにより菌が繁殖する要因である光と空気を遮断することができるんですよ。
もちろん、牛乳を容器に移す際も、無菌の状態で充填されるという徹底ぶり。これにより、容器の中で無菌状態の牛乳ができ、常温でも長期保存が可能となるんです。
これにより菌が繁殖する要因である光と空気を遮断することができるんですよ。
もちろん、牛乳を容器に移す際も、無菌の状態で充填されるという徹底ぶり。これにより、容器の中で無菌状態の牛乳ができ、常温でも長期保存が可能となるんです。
| 種類 | ロングライフ牛乳 | 一般的な牛乳 |
|---|---|---|
| 保存方法 | 常温保存可能 | 要冷蔵 |
| 原料 | 生乳 | 生乳 |
| 栄養 | 同じ | 同じ |
| 容器 | 紙容器の内部にアルミ箔が張り合わせられている | 紙容器 |
| 加熱殺菌 | 130~150℃で1~3秒間滅菌 | 120~130℃で1~3秒間殺菌 |
「ロングライフ牛乳」のQ&A
ロングライフ牛乳には保存料や添加物は使われていますか?
ロングライフ牛乳には保存料や添加物は使われていません。使われているのは生乳だけです。長期保存できるのは、加熱殺菌の仕方が異なることと、光や空気を通さない保存容器につめられているためです。
ロングライフ牛乳と普通の牛乳は栄養が違いますか?
ロングライフ牛乳と普通の牛乳の栄養は同じです。
ロングライフ牛乳と普通の牛乳の味は違いますか?
ロングライフ牛乳と普通の牛乳にはわずかな味の違いがありますが、大きくは変わりません。
常温保存牛乳は開封後、何日で飲み切るべきですか?
開封後できるだけ早く、2日間程度で飲み切ってください。賞味期限は未開封の状態での期限です。一度開封すると「賞味期限」の日付は無効となります。
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