便秘に良い朝ごはんレシピ【緊張性の場合】

良い香りでストレス緩和「香る湯豆腐」

Photo by macaroni

ストレスによっておこる緊張性の便秘は、香りのいい食材を取り入れるのがおすすめ。今回は朝からすっと食べやすい湯豆腐に、三つ葉をたっぷり乗せました。

材料(1~2人分)

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・木綿豆腐……1丁(400g) ・お好みのきのこ類……60g ・三つ葉……適量 ・昆布……5cm角ほどに切ったもの2枚

作り方(調理時間:約5分)

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① 豆腐やきのこを食べやすい大きさに切る。 ② 耐熱容器にすべての材料を並べ、豆腐の半分くらいまで水を入れる(昆布は水に浸かっている状態に)。ふんわりとラップをかけて600Wで3分加熱する。 ③ お皿に盛り付けてきざんだ三つ葉を乗せたら完成。ポン酢やしょうゆなど好きな調味料をかけてどうぞ。 今回は三つ葉でしたが、春菊や大葉など香りがある葉野菜ならOK。生で食べづらい香り野菜は、豆腐といっしょに加熱してください。

便秘におすすめの食材とは

『弛緩性』の場合は、ご紹介したレシピのような根菜類、きのこなどの食物繊維がたっぷり摂れるものがおすすめ。唐辛子やこしょうを少し入れると、さらに身体を温めてくれます。 『緊張性』の場合は、三つ葉やパクチーやセロリなどの香りの良い食材でストレス緩和を。柑橘類を摂取するのもおすすめです。また、弛緩性とは逆で、香辛料は控えめにし、根菜類のなかでも芋類は避けるようにしてください。胃を刺激したり、お腹が張る原因となります。

自分の便秘タイプを見極めて正しい養生習慣を!

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【櫻井先生の養生あさごはん】、第一回は「便秘」をお届けしました。 便秘というと、とにかく食物繊維を摂取して便が出るのを促すことが大事と思っていましたが、タイプによって原因と対策が違うとは驚き。もしご自分で判断ができない場合や症状がひどい場合は、お近くの漢方薬局や病院で相談してください。 食事で身体の調子をととのえる “食養生” は、薬や治療とはちがうので即効性はのぞめません。ですが、そのとき必要な栄養素をふだんの食事で取り入れることは、食習慣を正し、生活習慣そのものを見直すきっかけにもなります。 簡単に作れて毎日の習慣にしやすい朝ごはんで、すっきり健康な腸内環境をめざしましょう。
次回の更新は、6/22(土)。テーマは夏前・夏場に多い「食欲不振」です。
監修:櫻井 大典 / レシピ考案・編集:古矢 美歌(macaroni編集部)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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