長時間水にさらさない

なすに含まれるポリフェノールのナスニンは水溶性なので、水につけていると流出します。そのため、長時間水にさらしっぱなしにするのは避けましょう。

アクが気になる場合は、加熱する直前に切ってすぐ調理するのがおすすめです。(※7)

皮ごと調理する

なすの皮にはナスニンが含まれているので、皮ごと調理して食べることによってポリフェノールを摂取できます。

皮は少しかたい場合があるので、皮ごと食べる際には焼いたり、揚げたりと、調理方法にひと手間加えるといいでしょう。(※7)

生のまま食べる

なすの栄養を逃さず摂取したいなら、アク抜きをして生のまま、サラダや和え物にしてみてはいかがでしょうか。

水なすのように水分が多くアクが少ない種類のなすであれば、生のまま割いて刺身のように食べるのがおすすめです。

まるごと焼く

皮つきのまま、まるごと焼くことで、なすの栄養も無駄にせず摂れますよ。また、なすをまるごと加熱すると、旨み成分であるグアニル酸が増加するといわれています。(※8)

みそ汁やスープに加える

なすの皮に含まれるナスニンや、ミネラルのカリウムなどは、水溶性の栄養素。そのため、みそ汁やスープに加えると水に溶けだした分の栄養まで汁ごと摂ることができますよ。(※7,9)

なすの栄養や食べ方についてのQ&A

Q. なすに栄養がないと言われるのはなぜ?

A:「なすに栄養がない」といわれる理由は、なすには水分が多く、カロリーが低いためだと考えられます。なす100gあたりのカロリーは18kcalで、約93%は水分です。しかし、栄養がないわけではなく体にいい作用もたくさん期待できます。(※1,3)
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