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さらにおいしくなったチョコパイ
長期保存できないケーキのようなおいしさをいつでもどこでも食べられるように、と願いを込めて1983年に開発されたチョコパイ。「チョコパイ」のワードを聞いただけで、ふいに食べたくなるのは、きっと筆者だけではないはずです。
今回のリニューアルのテーマは「まるでケーキのような口どけ感とチョコレートのしっかりした味わい」。ご担当の方に教えていただいた「おいしさポイント」を交えつつ、みんな大好きチョコパイのできるまでの舞台裏をお届けします!
いざ工場内へ!
全身がとろけそうな香り…
工場内に足を踏み入れ、まず感じたのはチョコレートの甘ーい香り。品質保全のため全身完全防備でマスク姿でしたが、一同の顔がほころんでいたのはバレバレでした。
この日は成型から見学させてもらいました。写真は、小麦粉や卵などを丹念に混ぜ合わせた生地を丸く成型したところ。ベルトコンベアーにずらりと並ぶそのさまは、まさに圧巻の一言に尽きます。つぎつぎと大型のオーブンに吸い込まれていきます。
焼き上がり、ふっくら
長さ約60メートルのオーブンで10分かけてじっくり焼き上げられた生地は、ふっくらとしていて何だか愛らしい!リニューアルに際し、しっとり感と口どけ感がより一層感じられる生地に改良。辺り一帯が、ソフトケーキが焼き上がる香ばしい香りに包まれます。
焼き立ての生地の食感
次のクリームをのせる工程に向けて、くるりんぱとソフトケーキをひっくり返したところ。
焼き立てのソフトケーキを試食させていただいたのですが、意外にもその食感は「サクサク」なんです!ご担当の方によると「お届けする間に水分が全体に行き渡って、あのしっとり感が生まれます。このさっくり食感は工場でしか味わうことができません」とのことでした。
濃厚クリームぽってり
そして、口どけ感の要でもあるふわふわのバニラクリームがたっぷりのせられたところ。クリームも配合を調整したことで、ひと口目の柔らかさに違いが出たのだとか。
「チョコなし」チョコパイ
もう片側のソフトケーキをクリームの上にぽんとのせて、軽くプレス。だんだんチョコパイらしくなってきました。
今度は、できたてのすっぴんチョコパイをひとつ試食させていただきました。素朴な味わいでこれもまた違ったおいしさがありますが、やはり「チョコパイ」はチョコがあってこそ。ある工程を経て、少ししっとり感が増していましたがここでもまだサクサクの食感が残っていました。
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