川中島白桃の味は?

甘みがしっかりあり、酸味が少ないのが川中島白桃の特徴です。食感は果汁がしたたるようなやわらかさとは違い、やや硬めで歯触りがいいです。しっかりとした歯触りが楽しめるのも川中島白桃の魅力。

硬い食感を楽しみたい方は生のままで食べるのがおすすめ。そのほかジャムやコンポート、スイーツなどに加工してもおいしくいただくことができますよ。

川中島白桃の産地や旬は?

川中島白桃のおもな産地

川中島白桃のおもな産地は、誕生した長野県がトップで国内栽培量の約20%を占めています。続いて山梨県、山形県、福島県で栽培されています。

前述のとおり川中島白桃は非常に人気のある品種で、「あかつき」や「白鳳」に並んで桃全体の栽培量トップ3に入っているんですよ。

川中島白桃の旬

川中島白桃は晩生種なので、「あかつき」や「白鳳」にくらべると収穫時期が遅めです。産地にもよりますが、8月上旬から9月下旬に多く収穫されています。

味がのっていておいしいのは、8月中・下旬から9月中旬頃。この時期を目安に食べてみてくださいね。

【まとめ】川中島白桃の特徴

  1. 実が大きく1玉のサイズは250~300gほど
  2. 糖度が18度前後と高く、しっかりとした甘さがあって酸味が少ない
  3. 食感は硬めで歯触りが楽しめるのが魅力
  4. 主な産地は長野県、山梨県、山形県、福島県
  5. 旬の時期は8月上旬~9月下旬

川中島白桃とほかの品種の違い

白鳳との違い

白鳳も桃の人気品種ですが、川中島白桃との主な違いは「果肉の硬さ」です。川中島白桃は食感が硬めですが、白鳳は食感がやわらかめで果汁が多く、ジューシーなのが特徴。

白鳳は川中島白桃ほど糖度が高くありませんが、「酸味が少ない」という点は共通しています。バランスが取れた味わいで、食べやすい桃の品種を探している方にはうってつけでしょう。

あかつきとの違い

川中島白桃とあかつきには、一見して大きな違いは見られません。大きさ・サイズも近く、食感が硬めなのも共通しています。

あえて両者の違いを挙げるとすれば、それは「糖度」川中島白桃は18度前後で、あかつきは15度前後です。とはいえあかつきも十分に糖度が高く、主要品種のなかではトップクラス。どちらもしっかりとした甘さを感じられますよ。
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