ライター : camel6808

ポルトガル料理の特徴

ヨーロッパの最西端にある小さな国、ポルトガル。スペインのお隣に位置し、国土の約半分が海に面しているため、新鮮な海の幸を食べられるんです。 海老やカニはもちろん、さまざまな魚や貝まで、ポルトガルの食文化はシーフードがメイン。味付けはシンプルなものが多いので、日本人のわたしたちの口にも合うものが多いのだとか。 日本ではポルトガル料理専門店は少ない印象ですが、世界的にみると広く人気のようで、とくにマカオでは専門店が多くあり愛されているんですよ。

まず食べたい定番ポルトガル料理7選

1. カルネ・ド・ポルコ・アレンテジャーナ

アレンテージョ地方出身の、ポルトガルでは一般的な家庭料理。あさり、豚肉じゃがいもを白ワインでじっくり蒸した、噛むほどに旨味が染みだしてくるひと品です。コリアンダーや香草もたっぷり使うため香りも◎ メインのおかずとしてもお酒のおつまみとしても人気の定番料理です。

2. パステス・デ・バカリャウ

バカリャウは、ポルトガルではどこのお店に行っても食べられる非常にポピュラーな食べ物。干しダラとじゃがいもから作られるコロッケで、ホクホクのじゃがいもに合わさる干しダラの塩気が絶妙にマッチ♪ お店によっては中にチーズを入れていたりとアレンジがされていることもあるのだとか。おやつとしてもよさそうですね。

3. バカリャウ・ア・ブラス

タラを使った料理はいくつもありますが、その中でもポピュラーなのがこちら。タラと玉ねぎ、じゃがいもの細切りを炒め、たまごでとじています。味付けは塩胡椒をメインとし、さっぱりとしているので食べやすいことが特徴。ポルトガルでは一般家庭でも頻繁に作られている料理なんですよ。

4. カタプラーナ

カタプラーナというのは銅製にお鍋のこと。この鍋を使った蒸し料理をポルトガルではカタプラーナと呼ぶのだそうです。おもに魚介や野菜をふんだんに使った蒸し料理が作られ、野菜の甘みと魚介の旨味がギュッと凝縮したひと品に仕上がります。日本でいうお鍋的なポジションとして愛されている料理ですよ。

5. カルド・ヴェルデ

カルド・ヴェルデはポルトガルのお味噌汁的なスープです。具はじゃがいもとキャベツなどシンプルなもので、最後にスパイスの効いたソーセージをひと切れ浮かべてオリーブオイルをかけるのが鉄板のスタイル。野菜本来のやさしい味わいにホッとするようなスープです。

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