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今日の料理上手さん
完成度の高い仕上がりと、独自のデコレーションセンスでファンを魅了している。ロールケーキ、チーズケーキなどの定番スイーツのアレンジを、自身で楽しみながら生み出し投稿している。
だから、やっぱりスイーツが好き
ーースイーツを好きになったきっかけや、スイーツの魅力を教えてください。
「基本さえ覚えれば、自分でアレンジしてオリジナルのものをつくり出すことができる楽しさやワクワク感が魅力です。配合を少し変えるだけでちがうものになったり、デコレーションの方法も無限大です。
それになんといってもスイーツのかわらしいビジュアルは、見ているだけでハッピーな気分になります」
気づけばいつも、こればかり
ーーよくつくるスイーツのジャンルはなんですか?またその理由を教えてください。
「家族もわたしも大好きなロールケーキとタルトをよくつくります。どちらもどんなフルーツと組み合わせてもおいしいですし、いろんなバリエーションで楽しめます。
ロールケーキはシンプルに仕上げれば気取らない家庭のおやつに、フルーツなどで華やかにデコレーションすればプレゼントにも最適だし持ち運びもしやすいですよ。どんな場面にもピッタリなのが気に入っています」
殿堂入りのあま〜い作品
ーー今までつくったスイーツのなかからベスト3を選ぶとしたら?
桃のリースタルト
「桃の甘みがうすかったのでコンポートをつくりました。リース型に焼いたシュクレ生地にクレームダマンドを詰めて焼き、ディプロマットクリームと生クリームを絞って桃のコンポートをかざりました。リースタルトは敷き込みに手間がかかりますが、盛りつけが楽しく華やかな雰囲気に仕上がります。
桃は皮の色が濃いものを選ぶととてもキュートなピンク色のコンポートに仕上がります」
モザイクタルト
「思いつきでやってみたらパズルを完成させるようなワクワク感でつくる楽しさ満点のタルトができました。長方形のタルト型でタルトを焼き、ゼラチンで固めるプリンを流し入れて冷やし固めたら正方形にカットした柑橘系フルーツを隙間なく並べていきます。
タルトのサクサク感を維持するため、焼いたタルト台の内側には溶かしたホワイトチョコを塗りました」
グラデーションレアチーズケーキ
「海外のインスタグラマーさんの投稿を見て、見よう見まねでつくってみたところ多くの方から『きれい!』『わたしもつくってみたい!』と反響があったケーキです。抹茶(左上)、ブルーベリー(右側上下)、クランベリー(左下)と毎回違うカラーと風味でつくっていますが、ベースは同じ配合のプレーン生地です。ブルーベリーとクランベリーは果汁100%を使用した無添加のパウダーを使用しています」
これがあるから、わたし味
ーースイーツづくりに欠かせない、おすすめの食材を教えてください。
宇治抹茶
「抹茶スイーツをこよなく愛するわたしは、抹茶のえらび方には特にこだわりを持っています。茶道にも使える良質で香り豊かなもの、また焼き菓子に使っても色鮮やかに仕上がる発色の良さなどをポイントに厳選しています」
味わいも、仕上がりも、段違い
ーースイーツづくりで愛用している道具を教えてください。
カインズ|ワイド卵焼き器
「ミルクレープロールの生地づくりには欠かせないアイテムです。ちょっと個性的に仕上げたいと思ったとき、ロールケーキ仕立てにすることを思いつきました。そのとき活躍したのが、毎朝お弁当づくりで使うこの正方形の卵焼き器。
焼いた生地を1枚のシートのようにつなげながら、クリームを塗って巻いていきます。ちなみにカットがむずかしいミルクレープも、ロール型にすることでとても切りやすくなるんですよ」
とっておきのアイディア帖
ーー参考にしている料理家さんや、レシピ本はありますか?
稲田 多佳子|“ほんとうにおいしく作れる”チーズケーキとロールケーキのレシピ
「ロールケーキが大の苦手だったわたしには救世主のような本でした。バリエーションも豊富で、特にロールケーキについては細かい工程を写真付きでわかりやすく説明してくれています。インスタグラムでも流行ってわたしも何度もつくっている“まるごとみかんロール”は、毎回この本のレシピをベースにしています」
ITEM
“ほんとうにおいしく作れる”チーズケーキとロールケーキのレシピ
¥996〜
※2018年8月12日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
「スイーツ」をもっと楽しく
ーースイーツづくりが上達するコツを教えてください。
「あまり神経質にかまえず気軽につくること、失敗を恐れず経験値を積むことでしょうか。失敗すれば凹みますが(笑)。失敗したからこそ気づくこと、得るものがあるような気がします。それをまた次につなげて、よりきれいでおいしいものになっていくんだと思います」
今、気になる「料理上手さん」
ーー日頃参考にしている「スイーツ」が得意な料理上手さんを教えてください。
「フルーツのおいしさと美しさを生かしたスイーツづくりが得意なmakiさん。わたしは“ベリー使いのクイーン”と勝手に呼んでいます(笑)。
製菓の技術だけでなく、スタイリングや撮影のセンスも魅力的。キラキラと宝石のように光るベリーがたっぷりのったスイーツは、思わず画面に手を伸ばして食べてしまいたくなる衝動にかられます」
次回はmakiさんに「スイーツ」のこだわりを教えていただきます。どうぞお楽しみに♪
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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