連載

【料理上手の台所 vol.69】日本と家庭という視点。麻生怜菜さん愛用の調理器具たち

料理と向き合い生活している食のプロに、味の決め手となるお気に入りを訊く連載企画。今回は「あそれい精進料理教室」を主宰する精進料理料理研究家・麻生怜菜さん愛用の調理器具をご紹介。「国産品」と「時短」を調理器具選びのテーマに据える理由とは?

2018年8月18日 更新

5.【ハンドブレンダー】テスコム「スティックブレンダー THM500」

5.【ハンドブレンダー】テスコム「スティックブレンダー THM500」

Photo by macaroni

「料理をはじめたころに、お友達からいただいたものです。先端が付け替えられるので、混ぜたいものによって使い分けています。精進料理だとすり流し(ポータジュ)をつくるときなど、ブレンダーを使うと手軽にできます。今の季節だと枝豆やとうもろこしのすり流しがはよくつくります」

6.【その他】レコルト「カプセルカッター」

6.【その他】レコルト「カプセルカッター」

Photo by macaroni

「刻む、混ぜる、練る、潰す、砕くという作業がこれひとつで手軽にできます。このピンク色も気に入っていて、愛用するようになって3年ほど。みじん切りや、ペーストなどの下ごしらえで重宝しています。夏場は冷凍フルーツと豆乳を使ったジェラートをよくつくります」

ITEM

レコルト「カプセルカッター」

サイズ:幅11.6×奥行11.6×高さ23.3cm

¥6,480〜 ※2018年7月23日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

精進料理と時短。

精進料理と時短。

Photo by macaroni

昔から、住んでいる場所から“四里(16km)”以内で採れた食材を使って調理をする「四里四方」という考え方があるそう。今でいう“地産地消”に相当する言葉です。「地元で採れた旬の食材を使うというのが精進料理の基本」と麻生さんが語るように、四里四方の考え方は調理器具選びにも当てはまるといえるでしょう。
さらに「時短につながるような便利なものは取り入れます」と麻生さん。
「精進料理は鎌倉時代に確立された料理形式。ですから鎌倉時代からある調理道具・調理工程が垣間見えます。また修行の一環としてつくるので、時間をかけて食材と向き合う丁寧な作業もあります。

一方で、お家の夕食づくりにかける時間というと、今は30分ぐらいが平均だそう。私自身もそのくらいです。家庭に精進料理を取り入れてもらうには、現代に合わせて“時短調理”を念頭に置かないといけません。だから圧力鍋やフードプロセッサーを使ったりしているんですよ」
敷居の高く感じる精進料理を、日々の生活に溶け込めるかたちで提案している麻生さん。自分自身が仕事と家事の両立を模索している当人であるからこそ、生まれる発想なのかもしれません。

「みじん切りが大変だったらカプセルカッター使ったっていいじゃない。修行しているわけじゃないですから(笑)。毎日続けてもらうことで食文化が継承されるのならいい。そう思って”ゆる精進料理”を提案しているんです」
取材/小林萠(macaroni編集部)、文・構成・写真/山川俊行(macaroni編集部)

書籍情報

ITEM

『寺嫁ごはん』

単行本:153ページ 出版社: 幻冬舎 (2014/11/11)

¥1,188〜 ※2018年7月18日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
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