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Today's Foodie
2009年にレシピサイト『ひよこ食堂』を開設。レシピを通して、日本の食卓に“おいしい”を届ける。同サイトでは、手づくりの味わいを大切にし、昔ながらの煮物から、ちょっとおしゃれな洋食や、がっつり食べられる中華、甘いおやつなど、「家に帰ってきたくなるような“ほっとできる一品”」を紹介。いつもどこかで誰かが誰かのためにご飯をつくる、そんな人たちへのごはん作りのヒントを日々発信している。
夫婦二人三脚の人生。
「ここまで続けられたのは、主人のおかげかなと思っています」
大人気お料理ブログ「ひよこ食堂」が開設したのは2009年のこと。以来、ほっこりとする温かみのある家庭料理をテーマに、"おいしい"が生み出す幸せを信じて、どこか懐かしさを感じるレシピを日々発信しています。
そんなひよこさんですが、ブログをはじめたきっかけは、ご主人の何気ないひと言だったといいます。
「『ブログでもはじめてみたら?』と主人に言われたのが、すべてのはじまり。それまでは夫婦のための料理はつくっていたものの、どこかに発信してはいませんでした。
今振り返ってみると、もともと世話焼きな性分で人助けをするのが好きだったのも、10年継続できた理由のひとつだとは思います。とはいえ、その頃は『じゃあやってみようかな』という軽い気持ちでした」
「ここまでに至る道のりは、決して易しいものではなかった」とひよこさん。レシピで人の役に立ちたいと思い、せっせと更新を繰り返す毎日。いつ返ってくるかもわからない反応に一喜一憂しながら、誰にも求められていないんじゃないかという不安に苛まれていたといいます。そんなときに彼女を支えたのが、いつも隣でレシピづくりを見守ってくれていたご主人のアドバイスでした。
「主人も料理が好きなので、『もっとこうした方がいいんじゃない?』と事あるごとに意見をくれました。そうやって支えてくれていたことが、折れずに続けられた理由かなって思います。手応えを感じるまで4年ほどかかりましたが、次第にポジティブな反応が返ってきて、徐々にそれが喜びになっていきました」
ご主人と二人三脚で歩んできたひよこさん、料理だけでなく調理器具選びにおいても旦那さんの意見を取り入れているのだそう。
「我が家にある調理器具の多くは、職人さんがつくった作品や手仕事でつくられた伝統的なアイテムが好きな主人が選んでくれたもの。その目利きを信じて購入しています」
今回ご紹介する愛用の調理器具は、料理を実際につくるひよこさんと道具を見る目が肥えたご主人が選んだ最愛の品々。“ほっこり”を生み出す料理に欠かせない調理器具とは、どのようなものなのでしょうか。
1.【包丁】下村工業「ネオヴェルダン 三徳包丁」
「手が小さいわたしのために主人が買ってくれた、下村工業の三徳包丁。かれこれ5年は愛用しています。扱いやすい柄の形状で、持ったときに重さを感じないのでお気に入り。リーズナブルなので神経質に取り扱う必要がなく、ふだん使いには最適ですね」
ITEM
下村工業「ネオヴェルダン 三徳包丁」
¥1,755〜
サイズ:(刃渡り)16.5cm(全長)30cm
※2018年5月30日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
2.【まな板】ウッドペッカー「いちょうの木のまな板」
「国産いちょう製の白木のまな板は、我が家の台所サイズにオーダーしてつくってもらった品。刃当たりが格別に柔らかく、食材を軽やかに切ることができます。いちょうの木は水はけがよく速乾性にも優れているんです。洗う際はたわしでサッとこするだけと、扱いも楽チン。大小ふたつまな板をもっていて、写真は小さい方です。どちらも、我が家になくてはならない愛用品ですね」
ITEM
ウッドペッカー「いちょうの木のまな板」
¥10,560
サイズ:約330×約180×約25mm
※2018年5月30日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
3.【フライパン】北陸アルミニウム「フライパン センレンキャスト」
「鉄製のフライパンも使ったことはあるんですが、テフロン加工のこちらが断然扱いやすい。重さがちょうどいいんですよね。わたしの小さい手でもしっかり握れる柄のフォルムもお気に入りです。外側はアルミニウム合金使用なので軽く、この手のフライパンにしては丈夫で長持ち。ふだん使いは、使いやすいのが一番です」
4.【鍋】HALムスイ「キング無水鍋®」
「無水鍋がほしくていろいろ探しましたが、どれも気密性の高さゆえか、ずっしり重いものばかりでした。そんなときに出会ったのが、広島の無水鍋メーカー『HALムスイ』の無水鍋。アルミ製だから軽くて丈夫で、これ以外の無水鍋を使うというのは考えられません。
気密性がとても高く、塊肉や豆、野菜何でもおいしくやわらかく煮えます。この素朴な形もお気に入り。我が家では煮込み料理のほかに、毎日のごはんはこの無水鍋で炊いています。
以前は炊飯ジャーも使っていたんですが、ふっくら水々しく炊き上がり、炊いた翌日も、炊きたてのようにおいしくいただけます。強いていうなら、タイマー機能がないことが玉に瑕ですね(笑)」
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