森伊蔵はなぜ幻の焼酎と呼ばれるのか?歴史から入手法まで徹底解説

幻の焼酎や伝説の芋焼酎ともいわれる「森伊蔵」。発売から30年にもなる現在でも、普通の酒販店や通販では10倍近いプレミア価格がついています。そんな森伊蔵ができるまでの蔵元の歴史やこだわり、定価で購入する方法などをご紹介します。

2018年4月27日 更新

プレミア焼酎「森伊蔵」とは?

鹿児島の芋焼酎「森伊蔵」は希少なプレミア焼酎として知られ、お酒を飲む人なら一度くらいは名前を聞いたことがありますよね。同じ鹿児島の芋焼酎「魔王」と「村尾」をあわせた3銘柄が、それぞれの頭文字から幻の焼酎”3M”と呼ばれています。

従来の芋焼酎特有の匂いを極力抑えた、マイルドでフルーティーな味わいが特徴。蔵元が契約栽培したさつま芋を使用し、昔ながらにかめ壺に入れて、じっくりと熟成発酵させた逸品として有名です。

蔵元は「有限会社森伊蔵酒造」

森伊蔵酒造は明治18年の創業で、鹿児島県垂水市で130年以上の歴史を誇る老舗蔵元です。大手酒造メーカーと比べると決して規模は大きくありませんが、代々受け継がれてきた技と製法をかたくなに守っています。創業当時に建造された木造の蔵をいまでも使用していて、この蔵の酵母がいまの森伊蔵を生んだのです。

森伊蔵の歴史と名の由来

創業当初から和かめで一次と二次に分けて発酵させる、当時では珍しいかめ壺仕込みにこだわった酒造りを続けています。一時は経営が苦しい時期もありましたが、焼酎造りのための創意工夫を欠かさず、1988年にはじめて「森伊蔵」を蔵出。いまの五代目当主が父である先代に敬意を払い、その名を冠したといわれます。

なぜプレミアがついて高いの?

先代の四代目森伊蔵氏が事業を継いだときは、経営が苦しい時期でした。こんなときこそ残された蔵と伝統の技を守りながら実直に、という思いから大量生産に走らず、少量でも品質のいい焼酎作りに専念してきました。

有名人の口から森伊蔵の名が出るなど、人気と知名度が急上昇しても生産量を増やすことはありません。そのため入手困難な幻の焼酎となり、いまでも1升瓶が通販で2万円前後するプレミア焼酎となっています。ちなみに蔵元での店頭受取価格は2,808円(税込)です。
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☆ゴン

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