ライター : yuco_1111

トルコ料理は世界三大料理!

黒海、地中海、エーゲ海に三方を囲まれ、アジアとヨーロッパに挟まれたトルコは、東西文明の十字路と言われます。古くから人の行き来とともに東西の文化が行き交い、独自の文化を育んできました。食文化もまた例外ではありません。 トルコ料理は、フランス料理や中華料理とともに、世界の三大料理のひとつに挙げられています。ヨーロッパとアジアの食文化を融合させ、イスラム文化の影響を色濃く残すトルコ料理は、多彩な食材と豊富なバリエーションが特徴です。

トルコ料理ってどんな料理?

トルコ料理と言えばケバブを思い浮かべる方も多いはず。ケバブとはもともと、水を使わない焼き料理の全てを指す言葉ですが、シシ・ケバブなどトルコの焼肉料理の代名詞にもなっています。イスラム教徒の多いトルコでは豚肉は食べません。代わりに羊肉が多く、鶏肉や牛肉も食べられています。 古くから東西貿易の要所であったトルコのお料理には、香辛料やハーブがよく使われ、スパイシーなのが特徴です。また、乳製品の使用も多く、ヨーグルトはお隣のブルガリアが有名ですが、実はトルコが発祥の地とも言われています。

肉・魚系トルコ料理4選

トルコはイスラム教徒の多い国であることから、豚肉は食べられません。その代わり、羊の肉が好まれ、ほかに牛肉や鶏肉も食べられています。 また、三方を海に囲まれたトルコでは、魚介類もおなじみの食材です。なかでも人気があるのがレヴレッキと呼ばれるスズキ。白身魚のスズキは、トルコではもっともおいしいお魚として人気。その調理法も焼いたり、蒸したり、とさまざまです。

1. ケバブ

日本でもおなじみのケバブ。そのまま食べるのはもちろん、パンなどにはさんだケバブサンドも人気があります。なかでも香辛料に漬け込んだお肉を串に刺して焼いたシシ・ケバブや、薄くスライスしたお肉を串に刺し、焼けた外側からそぎ取っていただくドネル・ケバブは有名です。

2. キョフテ

牛肉や羊肉のひき肉をミートボールのように丸めたキョフテ。ロカンタと呼ばれるトルコの食堂では必ず見かける定番メニューです。クミンやコリアンダーなどの香辛料がたっぷりのスパイシーな味わい。日本のミートボールよりしっかりとした歯ごたえで、肉そのものの旨みが楽しめますよ。

3. 白身魚のギュヴェッチ

トルコ料理ではお魚を使ったお料理も人気があります。白身魚を使ったギュベッチは家庭料理の定番です。お野菜の水分だけで煮込んだギュベッチは、塩とコショウ、オリーブオイルのシンプルな味つけで、香辛料は控えめ。深い旨みが魅力です。
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