古代ローマ時代、バターは薬用軟膏として皮膚に塗ったり、整髪料として使われたりしていました。ローマ人はバターで「痛いの痛いのとんでけ〜」ってしていたワケですね。
飢饉で食べるものがなくなった時にバターを食べてみたら、意外とおいしくて腹持ちもよかったことが食用の始まりなんだとか。今や食卓の定番のバターですが、飢饉という悲劇がなければこのおいしさに出会うことはなかったのかも……。
参考:世界第百科事典 第2版(平凡社)
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