11.【その他】東屋「おひつ」

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ごはん好きの人におすすめしたいアイテムです。おひつの中にごはんを入れておくと、余分な水分を吸ってくれて、冷めてもふわっとしておいしくいただけます。 加えて、炊けたごはんをこれに入れて食卓へもっていくと、保温性があり、おかわりのときいちいち立ったり座ったりしなくてもいい。 取り扱いは簡単で、たわしで洗って、乾かしておけば、カビることもありません。おひつがひとつあるだけで、豊かな気持ちで毎日を過ごせるようになりますよ。

ITEM

東屋「おひつ」

¥17,400〜

サイズ:三合/径20.5cm x 高さ14.0cm

※2018年4月25日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

長く付き合うならオーソドックスなものがいい。

どれひとつをとっても手入れが行き届いていて、それぞれの佇まいを見るだけで思い入れの強さが感じられた荒木さんの愛用品。「大切にしています」と聞くたびに、一つひとつの品をどれだけ大事にしているか、荒木さんの想いが伝わってきました。とはいえ、荒木さんが古い道具を長く使っている理由は、センチメンタルな想いばかりではないようです。
「一つひとつの調理器具にどんな機能を求めているのか、必要な条件がしっかりと自分の中にあります。古いものはシンプルで、そのありなしがわかりやすいですね。昔はいろいろ買ってみたりもしましたが、どうしても手になじんだものに戻ってしまう」 今回見せてもらったアイテムは、その多くがオーソドックスなものでした。過不足なく機能を備えたものだからこそ、長く使っていられる。そして、それさえあれば流行の道具を新たに買いそろえる必要はない、ということなのかもしれません。では、荒木さんが新しい調理器具を買うのはどんな時か。
「傷んでしまって使えなくなった時や、手元にあるものではサイズ的に不足がある時。新しいものを買うというより買い直すという感覚です」 そう話す荒木さんは、「当然でしょ?」という表情。そこには、今愛用している調理器具への厚い信頼がはっきり表れていました。
取材/板井海奈(macaroni編集部)文・構成・写真/植松富志男(macaroni編集部)

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