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Today's Foodie
VISION GLASS JP 代表。早稲田大学応用化学科卒業後、千葉大学大学院にてデザインを学び、インテリアデザイナーとして剣持デザイン研究所に勤務。2010年フードデザイナー「モコメシ」として独立し、「食べるシチュエーションをデザインする」をコンセプトとする。食べ物から空間づくりまでをトータルに提案するケータリングを得意とする。その他、メディアへのレシピ提供、メニュー開発、広告のスタイリングなど。著書に「モコメシ おもてなしのふだんごはん」(主婦と生活社)、「大人もサンドイッチ」(グラフィック社)。
プロの仕事を支えるベテラン。
「モコメシ」こと小沢朋子さんといえば、レセプションやイベントへのケータリング、雑誌へのレシピ提供、執筆、メニュー開発などで引く手数多の人気フードデザイナー。料理やディスプレイにとどまらず、食べ方や食べるタイミングまでもデザインしている彼女にとって、好ましい調理器具とはどういうものなのでしょう。
「現場での臨機応変な対応を求められる仕事なので、調理器具は長く使って手になじんだものでないと。使い勝手がよくて、なにより丈夫なものがいいです」
加えて、「あくまで道具ですから、そこに作家性とか表現とかは求めていません。必要が形になったもの、機能美を感じるものに魅かれますね」と小沢さん。
今回は、そんな小沢さんが愛着をもって日々の調理をともにしているお気に入りをご紹介。年を重ねた道具たちには、目をひきつけて離さない味わいがありました。
1.【フライパン】母からもらったスキレット
元々は母が結婚する時に祖母からもらったそうで、その母が、「重いからもう使えない」というので私が継ぎました。子供の頃から家にあったので、愛着はひとしお。一緒に過ごした時間が私にとっての価値となっていますね。
最近はこれでよくホットケーキをつくっていて、一枚大きなものを焼いて、切り分けて家族の朝食にしています。
2.【鍋】インド製の鉄鍋
インドのマーケットで買ったもの。日本ではちょっと見ない感じのデザインですよね。
小ぶりなので、少量のスパイスやゴマを炒ったり、ガーリックオイルを少しだけつくったりしたい時に使っています。大きな調理器具を出すのが面倒な時にちょうどいい。シンプルなフォルムやほのかなゆがみも気に入っています。
3.【鍋】ホーキンス「クラシックアルミ圧力鍋」
インドでは圧力鍋をよく使うんです。一家に1台どころか2台ある家も多いんですよ。インドで料理教室に参加した時、ホーキンスのこの圧力鍋にはじめてふれて、すぐに同じものがほしいと思いました。内側に蓋を入れてから固定するタイプの圧力鍋なので、圧力が下がるまでは開かない安全な構造がいい。ほかの構造の圧力鍋よりはるかに安心して使えます。
私の場合、これで玄米を炊くことが多いですね。3号くらいがちょうどよくて、最大4号までならおいしく炊けます。炊き上がりはモチモチで、熱も圧もまんべんなくかかり、不都合は一切なし。かれこれ6年使っています。
ITEM
ホーキンス「クラシックアルミ圧力鍋」
¥16,535〜
容量:1.5L
※2018年3月26日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
4.【スケール】タニタ「デジタルクッキングスケール」
パンやお菓子をつくる時や仕事でレシピを開発する時は、0.1gまで測れるこのスケールが役立ちます。1gから計れれば十分という方もいると思いますが、0.5gに近い1gと1.5gに近い1gでは倍近い量の違いがあるわけで。0.1g刻みで計れるこのスケールは、特にレシピづくりには欠かせません。
ITEM
タニタ「デジタルクッキングスケール」
¥2,800〜
サイズ:幅150×奥行き210×高さ35mm、型番:KD-320-WH
※2018年3月26日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
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