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大事にすれば何十年も使える!茶箱とは?
見る人を楽しませる!美的センスを表現する小さな世界
外でお茶を楽しむために大正時代に登場した、茶箱。茶人たちの間では、個性を詰め込み、美的センスを競い合う道具として、親しまれてきました。季節ごとに茶道具を入れ替え、個々人の趣味嗜好が詰め込まれた茶箱は、まさに、「自分自身を伝える」現代社会のSNSのような役割を果たしてくれていたと言えます。
樹木の特性を生かした保存箱として注目!
防湿、防臭、防虫に優れている茶箱。その特性を活かし、お米や衣服、カメラといった精密機器の保存にも重宝されてきました。最近では、布やクッション材を貼ってインテリアとしても楽しまれるようになり、より身近なものとして親しまれています。
茶箱のさまざまな使い方
樹木の特徴を生かして、米や乾物の保管に活用
防湿、防虫、防臭に優れている茶箱。樹木が持つ天然成分の中に含まれる殺菌性や防腐性を活かして、食材の保存にも使用されています。中でも、お米や乾物のように、保存が難しい、繊細な食材には最適。茶箱を使用することで、新鮮な状態を保ったままの保存が可能になるそうです。
インテリア茶箱がでるまでの人気ぶり
大切に使えば、何十年も使える茶箱。最近、茶箱に布やペンキ、金具を施すなどして楽しむ、「インテリア茶箱」が注目を集めています。帯や着物、シルクなどの布地を張り付けた和風の茶箱やアンティーク金具を付けたり、ネームプレートを付けた西洋風茶箱など、思わず挑戦してみてくなる茶箱のデザインばかり。装飾品が簡単に手に入るのも魅力のひとつだそうですよ。
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