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レンジ使用はできない

錫は金属であるため、レンジ使用はできません。またほかの金属に比べて融点が低く、232度で溶けてしまいます。錫は毒性がない金属ではありますが、溶けてしまっては元も子もありません。加熱するときは鍋を使用しましょう。

どんな錫の酒器があるの?

盃(さかずき)

写真は盃のイメージで、錫ではありません。

盃は飲み口が広がっていて、日本酒を飲むために古くから使われてきた酒器です。結婚式で新郎と新婦が盃を飲み交わす儀式「三々九度」があるように、フォーマルな場で用いられることがあります。お祝いの席で使用できる、伝統的な酒器です。

おちょこ

写真はおちょこのイメージで、錫ではありません。
おちょこは日常で使える日本酒向けの酒器です。居酒屋で日本酒を注文すると、多くの場合徳利とセットでおちょこが出てきます。名前の通り小さいサイズなので、度数の高い日本酒を少しずつ飲みたいときにぴったり。

ぐい呑み

写真はぐい呑みのイメージで、錫ではありません。

おちょこより少しサイズが大きい酒器がぐい呑みです。「ぐいぐい呑める」くらい大きいことが名前の由来と言われています。定型のサイズがあるわけではないので、なかには湯呑みほどの大きさのぐい呑みもありますよ。飲みやすい酒器なので、ぬる燗や常温に向いている酒器です。

徳利

写真は徳利のイメージで、錫ではありません。

日本酒を注ぐための酒器のうち、形状は胴が膨らんでいるものが徳利です。お酒を注いだ際に「とくとく」という音がすることが語源になっています。徳利は1~2合サイズ(180~360ml)が一般的ですが、サイズに決まりはありません。

ちろり

ちろりは徳利同様日本酒を注ぐための酒器ですが、胴の長いコップのような形状をしています。持ち手と注ぎ口が付いているため、熱燗を注いでも火傷せず大変便利ですよ。また、錫の場合熱伝導率がよいので早く温められるのも魅力です。
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