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Today's Foodie
旬を大切にしたシンプルな家庭料理に、海外生活や大好きな旅で得たモダンなエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。旅好きで、世界各地、日本各地で 「作って食べる旅」をしている。ライフワークとして続けている「だしの教室」は、ル・コルドンブルー(東京)や、農林水産省のワークショップとしても開催。また、調味料マニアで日本の伝統的な製法を守る蔵を回り、調味料の教室も行っている。
グルマン世界料理本大賞2014でグランプリ受賞。『かけこみおだし塾』(講談社/日本図書館協会選定図書)『明日から、料理上手』(小学館)、『1週間のつくりおき』『いとしの自家製』(ぴあ)『今日の晩ごはんと、明日のおべんとう』(家の光協会)など著書多数。3分クッキング(NTV)や、あさイチ(NHK総合)をはじめ、テレビ、ラジオ、雑誌などでも活躍している。
“今”の自分にとって使いやすい。
「この仕事をしている人で調理道具マニアじゃない人はいないと思いますよ(笑)」
旬を大切にしたシンプルな家庭料理を発信している料理家・山脇りこさん。職業柄、日々さまざまなキッチンアイテムとの出会いがあるそうですが、撮影やロケで見た調理器具は、できるだけすべて使ってみているのだとか。
「鍋が大好きなので、ティファール、ストウブ、ルクルーゼ、チタン鍋、職人さんがつくる鉄鍋……全部実際に試してみて、ほとんど持っていると思います(笑)。それぞれに良さがあるので。ちょっと特殊な環境でもありますね。」
今回は、そんな山脇さん愛用の至極の調理器具にフォーカス。誰もが知る有名ブランドの鍋から、手仕事でつくられた作家もののフライパンまで、多種多様な7品を紹介してもらいました。
1.【包丁】有次
「無人島に調理道具をひとつ持っていくとしたら、迷わずこれを選ぶ、かな。」くらい惚れ込んでいる包丁だそう。“京の台所”といわれる錦市場の「有次(ありつぐ)」で購入したもので、2本持っていて、10年以上愛用していますね。
アジやイサキくらいまでの大きさの魚であれば、これ1本でさばきます。あとは野菜にも肉にも使っています。とくにネギなど薬味を刻んだりする細かい作業は抜群。大きな白菜とかかぼちゃを2つに、なんていう作業以外は、普段はほぼこれで済ませているかもしれませんね。包丁はたくさんあっても、笑。料理教室の生徒さんにもおすすめしている逸品です。
2.【まな板】日本橋木屋「木曽ひのき」
まな板は木製派。日本橋木屋さんの「木曽ひのき」をずっと愛用しています。包丁の歯当たりが柔らかいのが好きなところです。淡く桜色がかった白木に走る木目が、見た目にも美しい。天日に干したりして使いながら、私は2年ぐらいのスパンで買い換えています。
ITEM
日本橋木屋「木曽ひのき」
¥7,480〜
サイズ:420mm×210mm×厚30mm
※2018年3月14日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
3.【アルミ鍋】WESTSIDE33
京都の鍛金工房「WESTSIDE33(ウェストサイド33)」で購入したアルミ鍋です。プロの料理人向けの本格的な調理器具を、家庭用にアレンジして販売している同店。熟練の職人さんが一つひとつ手打ちで丁寧に作っています。
このアルミ鍋の最大の特徴は、軽くて使いやすいところですね。スープやおじや、煮物はもちろん、蓋を重めのものに変えればごはんだって炊けます。熱が均一に入るので、味の染み込みにムラが出にくいのも嬉しいですね。
4.【鍋】姫野作「行平鍋」
「行平鍋」は私が毎日の料理で一番使う鍋です。姫野作のものは、手打ちのならではの美しさで見惚れます。
行平は100円のものからある、ザ・日本の鍋ですが、日本の職人さんによる手打ちのよさはやっぱり厳然としてあります。厚さも全然違います。とても頑丈。プライドまで感じます。これひとつあれば、煮物から汁物、ゆでる、蒸篭をのせて蒸す、となんでも来いです。私は、合羽橋の、釜浅商店さんで購入しています。
ITEM
姫野作「行平鍋」
¥12,100〜
サイズ:21cm
※2018年3月14日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
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