ライター : 茂山 夏子

束子じゃなくて亀の子スポンジ?

明治40年から日本で愛され続けている「亀の子束子(たわし)」。創業から100年を経た現在も"束子といえば亀の子束子"と、抜群の知名度を誇っているブランドですよね。 2015年、そんな老舗ブランドから「亀の子スポンジ」という新しい商品が発売されました。発売されるやいなや、わずか一週間で完売という快挙を達成。現在も愛用者をぐんぐん増やし続けている優れモノなんです。

現代の台所に合う優しいカラー

「亀の子束子が作ったスポンジ」とだけ聞くと、「機能性はすごそうだけどデザインは古臭いのでは……?」と想像する方も多いかもしれませんね。 しかし、実際に商品を見ると驚きます。現代のキッチンに馴染む、ナチュラルなカラーバリエーション。市販の派手な蛍光色のスポンジと比べてみても、その色味はシンプルな台所と見事に調和してくれます。
基本のカラーバリエーションは、イエロー・グレー・ホワイトの3色。そのほかにも、季節ごとに様々な限定色が販売されています。限定色は、オンラインショップでの発売と同時に、すぐ売り切れてしまうほどの人気ぶりなのだそうですよ。

イエロー

使うたびに元気をもらえそうなビタミンカラーの「イエロー」。明るく華やかな色なので、ダークカラーを基調としたキッチンのアクセントとして活用できます。

グレー

スポンジのカラーとしてはかなりめずらしい「グレー」。ライトな色味なので、けして薄汚れて見えるようなことはありません。ステンレスを基調としたキッチンに合わせれば、クールでスタイリッシュな印象にまとまります。

ホワイト

キッチンをより清潔に見せてくれる「ホワイト」。定番のカラーですが、食器用スポンジとしてはあまり見かけないように感じませんか? 実は、スポンジに使われるポリウレタンは"紫外線によって黄ばみやすい"という性質を持っています。多くのスポンジに鮮やかなカラーが採用されているのは、ほとんどがその性質による黄ばみを目立たなくさせるためなんです。 亀の子スポンジは、あえて難しいナチュラルな色味の再現に挑戦。スポンジに黄ばみを低減させる処理を施し、パッケージまでUV仕様にするこだわりで"きれいな白"を実現させているんです。

カラーだけじゃない!3つの機能性

抗菌効果

すごいのはカラーだけではありません。亀の子スポンジの一番の魅力と言えるのが、驚くべき抗菌力。スポンジ全体に殺菌効果の高い銀イオンが練り込まれているので、スポンジ自らが内側から菌の繁殖を抑制してくれるんです。
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