厳守!知っておくべき酒屋での角打ちルール

角打ちに行くならば必ず知っておかないといけないルールがあります。まずは角打ち店には飲食店のようなサービスを望まないこと。角打ちのお店は飲食店ではないので、すべてセルフサービスです。使ったグラスや皿は自分で戻す、瓶や缶は仕分けして捨てるなど、お店と次のお客さんのためにも責任をもって片付けましょう。サービスを受けるはずの客であるという認識ではなく、あくまでも店内の一角に設けられたスペースで飲んでいるという感覚が必要です。 長時間居座らないことも重要。特に、飲み終わったのに店内にダラダラととどまることは、店の人にも他のお客さんにも迷惑となるので避けましょう。また、ひとりでふらっと立ち寄る人も多いので、グループで押しかけないこともルールであるとされています。

角打ちは地域によって呼び方もさまざま

もともと北九州の方言ですが、地方によって呼び方が違うようです。関西や東北では、角打ちという言葉はまず通じないと思ってよいでしょう。関西地方では「立ち呑み」と言うのが一般的で、いわゆる立ち飲みとは区別しているのだそう。ちなみに東北では「もっきり」、島根や鳥取などの山陰地方では「たちきゅう」などと呼ばれているようですよ。

時代が角打ちを後押し!?現代における新しい角打ち

最近は飲み屋でも角打ちと言われることが増えてきたようです。酒屋がバルなどと併設し、酒屋でも取り扱っているお酒をバルで提供するというスタイルなどの角打ちバルというスタイルのお店も人気がでてきています。 老舗酒店として営んできたお店が新たに角打ちを始めるなどの「ネオ角打ち」といったスタイルも。酒屋のスタイルも時代とともに変わりつつあるのですね。

一度行くとハマる!角打ちに行ってみよう♪

いかがだったでしょうか?今回は角打ちについてのお話でした。気軽に立ち寄れリーズナブルにお酒がいただける角打ちは、お仕事帰りのお父さんだけでなくともつい立ち寄りたくなる癒しのスペース。フレンドリーでざっくばらんなその空間で生まれる会話は、心の底からじんわりと温まりそうですね。あなたも今宵は角打ちで、お酒を楽しんでみては。気づくと今日もまた角打ちにふらり、そんな日常が生まれます。
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