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プロが教える今飲むべき紅茶はこれだ!
この記事は、三越伊勢丹が運営する、食メディア「FOODIE」の提供でお送りします。
大手コーヒーチェーン発のティーブランドが日本に初上陸するなど、ここ最近、じわじわと紅茶ブーム到来の予感がしている方も多いのではないでしょうか。
往年の定番メーカー以外にも国内外から新旧さまざまな紅茶ブランドが台頭し、時はさながら紅茶戦国時代。そんな今だからこそ注目しておきたいブランドとその魅力を、紅茶のプロに解説してもらいました!
個性的なフレーバーに心奪われる<クスミ ティ>
まず押さえておきたいのが、2017年に日本に本格上陸したティーブランド<クスミ ティ>。カラフルでエキゾチックなパッケージが目を引きますが、その歴史は古く、しかもユニークです。
「19世紀の帝政ロシア時代に創業し皇室御用達となりましたが、その後フランスに亡命。そこで成長を遂げたという異色のブランド。特徴は、独創的なレシピで作られる個性の強いフレーバーです」(伊勢丹新宿店紅茶担当 中野名さん)
特に人気が高い「アナスタシア」(写真左)は、中国紅茶をベースに、ベルガモット、レモン、ライムを着香したもの。また、日本上陸前からセレブの間で話題を集めていた「デトックス」(写真左から2番目)も人気商品。マテ茶、緑茶をベースにレモングラスを加えたブレンドは、ほかにはないさわやかさです。
淹れている時間さえも楽しくなるデザイン。<ティーフォルテ>
ピラミッド型のティーバッグ、というアイディアとデザイン性の高さで目を引くのが<ティーフォルテ>。
「ニューヨーク近代美術館(MoMA)出身のデザイナーが立ち上げたブランドです。ティーカップのなかにちょこんと立った姿が愛らしいですよね。見た目だけではなく、この形は茶葉が広がるスペースをきちんと確保し、風味を引き出すための工夫でもあるんです。また、通常ティーバッグに入れる茶葉は細かく粉砕されたものが使われることが多いのですが、こちらはフルリーフを使用。ティーバッグでもとことん美味しさを追求しています」
手軽でデザイン性に優れ、しかも美味しいという文句なしの紅茶。フレーバーも充実しているので、気分に合わせて楽しめます。
真の紅茶好きのためのプレミアムブランド<ナヴァラサ>
伊勢丹新宿店限定のプレミアムティーブランド、<ナヴァラサ>。奇をてらうことなく、茶葉そのものの品質にとことんこだわっていることで、真の紅茶ファンから圧倒的な信頼を得ているブランドです。
「たとえばアールグレイのベースの茶葉にも高品質なダージリンを用いたりと、いっさいの妥協がありません。紅茶が本当にお好きなお客さまが、『ここのでないと』と購入していかれるブランドですね」
まずはクラシックティーで「本物の紅茶」の美味しさに触れ、ハーブティーやシーズンごとのフレーバーティーなどにもぜひ挑戦を。その奥深さに触れてみて。
日本を感じさせる繊細な「和紅茶」に注目。<秋月園>
長崎県のお茶メーカー<秋月園>。もともとは日本茶を中心に扱っていた同ブランドが、最近力を入れているのが国産の和紅茶です。
「生産者の方と密につながって茶葉作りを行うなど、品質管理を徹底しているブランドです。そんな<秋月園>が、地元長崎県産の茶葉で作った和紅茶は、紅茶なのにどこか日本茶を彷彿させる丸みと繊細さが感じられる味わいが特徴。海外産のパンチのある紅茶とはまた違った魅力です」
クラシカルな雰囲気も漂わせる和洋折衷のパッケージのかわいさにも注目。「白烏龍茶」や「ジャスミン茶」など、高品質な中国茶ベースのお茶もおすすめです。
乙女心を鷲掴みにするデザイン、だけじゃない。<バシラーティー>
セイロンティーの原産国、スリランカのティーブランド<バシラーティー>。地元ならではの鮮度にこだわった高品質なセイロンティーを提供しています。
「シンプルなクラシックティーも展開しつつ、セイロンティーをベースにしたフレーバーも充実しています。このパッケージが女性にはたまりませんよね。なかでも4種類の異なる味わいが楽しめるティーブック アソートセットは、贅沢な詰め合わせです」
ブック型のパッケージという、ロマンティックなビジュアルは、プレゼントされたら歓声を上げてしまいそう。
中野さんは「同じ種類の茶葉を使ったクラシックティーやフレーバーティーでも、ブランドによって全然味が違うのも紅茶のおもしろさ」といいます。新たな出合いを求めて、冒険してみてください!
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▼気になる紅茶はほかにも!
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