大根の内側だけを使う

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大根おろしの辛味成分の元となる前駆体は、皮に近い部分に集中しているという話があります。ということは、内側だけを使えば辛くない大根おろしになるはず!?
そこで、画像のようにカットして内側だけを切り分け、大根おろしをつくってみました。結果は大成功で、ぜんっぜん辛くない!今回は検証のため皮側をかなり厚めに切ってしまいましたが、この比率を調整すれば辛さの調整ができそうです。あまった外側はほかの料理の具材に使えばOK!
検証結果:辛くない!

やさしくゆっくりおろす

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大根の繊維にそってゆっくりとおろせば、細胞の破壊が小さく、辛味成分があまりつくられない……という理屈ですね。そこで、できる限りゆっくり丁寧に、時間をかけて大根おろしをつくってみました。 結果、大差なし!手早くつくったものと辛さはほとんど違いません。なんとなくゆっくり擦った方が辛味が弱い気もしますが、たぶんプラシーボ。大切なことなのでもう一度書きます。大差なし!!
検証結果:大差なし!!!

大根おろしをフードプロセッサーかミキサーでおろす

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大根おろしをミキサーでつくると、辛さが抑えられるというウワサがあります。さっそく検証! ミキサーに大根と少量の水を入れて、混ぜ混ぜスタート。

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見てください、この仕上がり。ふわっふわです!おろし金よりもずっとキメの細かい大根おろしができました。 問題は辛さですが……、やわらかそうな見た目からイメージするようなやさしい味ではありませんが、ふつうに擦ったものと比べれば辛味はひかえめに感じられます。 ポイントはやはり少量の水でしょうか。水で辛味成分が希釈された分だけ辛さがやわらいでいるという感じ。絞ってしまえば結局同じかもしれませんが、辛味が苦手なら、少し水っぽいまま食べてみるのもいいかもしれません。
検証結果:ふわっふわ♩(ただしわりと辛い)

逆に大根おろしの辛味を増したい時は

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基本的に、これまでご紹介した内容の逆をすればいいでしょう。大根の先端側の皮に近い部位を中心に、できるだけ早く強く擦る。これだけでかなり辛い大根おろしができるはず。 また、大根おろしにひとつまみの砂糖を混ぜると辛味がアップするという裏技を試してみたところ、大根を擦る前のおろし金にかけても、擦ったあとの大根おろしに混ぜても、これは確かに辛味が強くなったと感じました。 ただ、砂糖の量が多すぎてもダメのようで、ひとつまみくらいがいいみたい。辛い大根おろしが好きな方はぜひ試してみてください。

食べたらめっちゃ辛かった!すぐできる対処法は

コーラを飲む

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これは大根おろしに限らずなんですが、コーラを飲むと辛さを感じにくくなるという話があります。 辛〜い大根おろしを口に入れてからコーラを飲んでみたところ、刺激は確かにおだやかになりました。コーラの甘さも効いているのでしょうか、口全体が甘みの膜に守られているかのよう。これは大成功!
検証結果:辛味が和らいだ!

緑茶をひと口

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辛いものを食べた後には緑茶がいいっていいますよね。そこで、緑茶をひと口ふくんでから大根おろしを口に入れると、だんだん辛味がおだやかになっていくのがわかりました。大根おろしの独特な風味との相性もよく、口の中がさわやかに。これもいい感じ!
検証結果:いい感じ!
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