実際に食べてみた!

Photo by macaroni

上が冷たいまま、下が裏技を実践したパック寿司。遠目からはあまり違いが分かりませんが、これで本当によいのでしょうか……。半信半疑のまま、両者を食べ比べてみました。
まずは裏技なしのお寿司を食べてひとこと、「うん、普通においしいよね」。きっとみなさんが想像している通り、いつも食べているパック寿司そのままの味です。

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次に裏技パック寿司を食べようとしたところで、すでに大きな違いが。シャリがふわふわすぎてお箸では持ち上げられない……!ということで、手でやさしく持ち上げていただきます!
お寿司を口に入れた瞬間、さらに感動。ほろっとほぐれる温かいシャリと、潤いを取り戻したネタが絶妙に一体化している!このとろけるような味わいは、まさにお寿司屋さんで食べるお寿司のクオリティそのものです。

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まぐろ以外のネタも食べ比べてみましたが、どれも温かいシャリがポイントになり、いつものパック寿司とは一線を画す味わいになっていました。 特に印象的だったのは、意外にもネタを洗えなかった「いくら」。温めた方がプチっと弾ける時に一体感が生まれ、味も濃厚に感じられました。 反対に、「いか」は裏技なしのほうが身の食感がしっかりと感じられるので、そのままの方がおいしいという意見も。いか以外は総じて「裏技は試した方がいい!」というコメントが多かったですよ。

お寿司屋さんに理由を聞いてみた

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左:裏技なし、右:裏技あり
少しの工夫なのに、どうしてここまでの違いが出るのか気になりますよね。そこで、今回の「ネタを洗う」「シャリを電子レンジで加熱する」の2点でなぜ高級寿司店のような味になるのか、お寿司屋さんに見解を聞いてみました。

ネタを洗うのはなぜ?

「スーパーで扱っている魚は、冷凍や二級品くらいの品物。表面の脂やドリップ(※解凍したときに出る液体)による臭みを洗い流すためだと思います」

シャリを電子レンジで加熱するのはなぜ?

「おひつから出したシャリのように、人肌にするためかな。温かいと、口に入れた時にシャリがふわっとなる。冷たいおにぎりは固くて、温かいおにぎりはほぐれやすいのと同じ感じ」
お寿司屋さんも納得の、とっても理にかなっている方法のようです。ご協力ありがとうございました!

協力していただいたお店はこちら!

■店舗名:やまもとや ■住所:熊本県上益城郡益城町宮園724-14 ■電話番号:096-287-8801 ■営業時間:10:00~17:30 (水曜定休) ■公式HP:http://e-yamamotoya.com/

結果:大成功!

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「パック寿司を10倍おいしく食べる方法」、いかがでしたか。職人さんが握るお寿司が自宅で再現できると思えば、革命的な発見だったのではないでしょうか。 ぜひみなさんも試してみてくださいね!
▼いつものアレがもっとおいしくなる!?
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