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帯広の超有名パン屋が東京に進出!
北海道、帯広で知らない人はいない?有名パン屋「満寿屋商店」が、2016年11月についに東京に初上陸!本州初出店となる今回の東京進出は、はやくも話題沸騰です。
創業1950年「満寿屋商店」は北海道帯広市を中心に、道内に6店舗を構える超人気ベーカリー。十勝生まれ十勝育ち、昔ながらの製法を守りつつ、地元十勝産の食材を100%使用したパンは、地元なら知らない人はいないというほどの人気ぶりなのだとか。
今回は、そんな「満寿屋商店」の東京初進出店についてご紹介します。
そもそも「満寿屋商店」って?
創業1950年、地元十勝では誰しもが知っているといっても過言ではない、有名ベーカリー「満寿屋商店」。
かつては、パンを作る際には外国産の小麦を使うことが一般的でした。「十勝にはこんなにも小麦畑が広がっているのに、なぜわざわざ外国産の小麦を使わなくてはいけないのだろう」と、2代目社長が疑問に思ったことがきっかけでした。実は、「満寿屋商店」がある北海道十勝地方は、小麦の生産量が日本一! なんと国内全体の4分の1を十勝で作っているのです。ですが、当時の小麦はほとんどがうどん用。パン用の小麦は1%にも足りませんでした。
そこで、2代目社長は地元農家や製粉業者の協力を得ながら地元産小麦の普及に奔走。1990年に初めて北海道産小麦100%使用のパン製造に成功することができたのです。以降も、すぐに安定することはありませんでしたが、徐々に普及し、今では「満寿屋商店のパンはすべて北海道産の小麦を使用」と言えるようにまでなりました。
目黒「満寿屋商店」
2016年11月29日にオープンした「満寿屋商店 東京本店」。一見するとベーカリーに見えないスタイリッシュな外観ですが、お店の前を通った瞬間、パンの香ばしい香りが漂ってきます。目黒通り沿い・東急東横線都立大学駅から徒歩5分とアクセスもよいため、わざわざ遠方から買いに来る方も多いのだとか。
先ほど、パンの原料として十勝産に徹底したこだわりを持っているということはお伝えしましたが、なんとお店に使われている材木なども十勝産のものを積極的に取り入れているのだとか!十勝産「からまつ」の壁材、十勝産「タモ」の大木から切り出したテーブルなど。店内で生まれる十勝感と、オシャレの街目黒が融合した、新感覚ベーカリーです。
店内には、十勝産にこだわってひとつひとつ丁寧に焼き上げられたパンがずらりと並んでいます。食事パンから総菜パン、菓子パンまで……思わず目移りしてしまいますよ。
地元ますやパンでも愛される「白スパサンド」
「満寿屋商店」で人気のパンは多数ありますが、なかでも地元ますやパンで広く親しまれているのがこの「白スパサンド」です。写真からもネーミングからもサンドイッチということは想像できますが、いったいどういったものなのでしょうか。
いまや十勝帯広名物とまで言われているこちらの「白スパサンド」。ふわふわのサンドイッチパンで、自家製からしマヨネーズを効かせたスパゲティサラダを挟んだサンドイッチです。焼きそばパンはよくありますが、スパゲティサラダを挟んだパンはありそうでなかったかも!?
ますやぱんオリジナルの秘伝からしマヨネーズのほどよい辛みがクセになると評判です。
「満寿屋商店 東京本店」でも販売されているこの「白スパサンド」東京本店のものは、パスタに北海道産のゆめちからを使用、ミックスベジタブルも北海道産のものを使用という徹底したこだわりぶり。
人気のため、夕方以降に行くと売り切れてしまっていることもあるようなので、気になる方は早めの時間帯にお店へ足を運んでみてくださいね。
満寿屋商店おすすめのパン
「満寿屋商店」には、白スパサンド以外にも様々なパンが揃っています。なかでも、おすすめのパンをいくつかご紹介したいと思います。
ミルクフランスパン
細長いスティック状のパンに、コクのあるミルククリームを端から端までたっぷりとサンドした人気商品です。商品名に「フランスパン」とついていますが、パン生地はふんわりやわらか。ミルククリームの濃厚さはさすが北海道!やさしい甘さのため、朝食やお子様のおやつとしても人気の商品です。
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