ライター : dressing

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韓国で人気の『KKOTBING』が日本に!おいしくて見た目も◎のかき氷を、フォトジェニックな店内で食べよう

スイーツ専門店がひしめく自由が丘に、話題の韓国かき氷店がオープンした。『KKOTBING』(コッビン)は、本国で20~30店を展開するショップで、韓国のかき氷「bingsu(ビンス、ピンス)」やタピオカミルクティーが人気。こちらの店舗は日本進出第1号店となる。 「かき氷は、韓国で昔から食べられてきたおなじみのスイーツなんです」と、オーナーの清水浩炳さん。韓国ではファストフード店や食堂などでも気軽に食べられるかき氷。最近になって日本でも紹介されるようになり、清水さんは「韓国のかき氷にアレンジを加えたオリジナルなメニューを日本に広めたい」と言う。
『コッビン』の店内は、ピンク色のシートが印象的。どこに座っても、背景を活かしたフォトジェニックな写真が撮れる。
店の外にある大きな看板には、ドリンクを両手で包み込むイラストがプリントされ、撮影スポットとなっている。このイラストは、オーナーの清水さんが自ら描いたそうだ。

軽~い口どけ、ミルク感あふれるふんわりかき氷のおいしさのワケ

『コッビン』のかき氷は、ふわっとして軽い口どけ。パウダースノーのようでいてそれともまた違う、とても細かい氷の破片で、口に入れるとすぐに溶けて濃厚なミルクの味わいが広がる。 かき氷のメニューは現在8種類前後で季節によって変わるが、ベースとなる氷はすべて共通。この氷自体がまず、特別なのだ。
かき氷といえば、氷の塊を機械に固定して削り出して作るイメージがあるが、『コッビン』では韓国産の最新かき氷機を使用。これは液体を急速冷凍するもので、液体を入れると一瞬で薄い氷が作れる。 その氷をさらに細かく細かく粉砕してできたかき氷は、ふわっふわな食感に。その上、氷の原料には、牛乳の成分をギュッと凝縮させた濃いミルクを使用しているため、ミルクの濃厚な味わいが楽しめる。 オープン当初からこの最新機器を使ってかき氷を提供しているが、お客の反応を見ながらレシピを日々進化させ、今はミルクの味わいにほのかなバニラの香りもプラス。かき氷そのもののおいしさに一層磨きがかかっているのだ。
ベースとなるかき氷に、メニューによって異なるフルーツや素材を盛り付け、ソースをかけ、またかき氷で覆う。これを繰り返し、かき氷とフルーツやソースの層を作ることで、どこから食べても氷とソースのフレーバーが楽しめるように工夫されている。
一番人気のメニュー「マンゴーヨーグルトコッビン」(写真上)は、マンゴーの果汁とヨーグルトを合わせたソースを使用。氷とマンゴーが3層に盛り付けられ、その上にたっぷりの角切りマンゴーと、チーズケーキ、ハーゲンダッツのバニラアイスクリームがのっている。 マンゴーとヨーグルトのさっぱりとした酸味が楽しめ、甘さは抑えめ。酸味を十分感じたところへ、チーズケーキの甘さが箸休めに。そこへハーゲンダッツのアイスのこってり感がバランスよくなじむ。

夏の限定商品「まるごとメロン」を食べ進むと、中から出てくるのは…

季節のフルーツを使った限定メニューにも注目。この夏の限定メニューは「まるごとメロン」(写真上)。アンデスメロンをくりぬいて作ったメロンの器に、かき氷が盛られ、トッピングには丸いメロンの果肉がどっさり。その上にハーゲンダッツのバニラアイスクリームと、リボンの形のメロン味グミが添えられる。
この「まるごとメロン」、食べ進むと、中にはあんこが! ミルクのかき氷の中に、甘さを抑えた小豆あんと、食感のアクセントとなるスライスアーモンドが入っており、メロン果汁とミルク、練乳を合わせた甘いソースがかかっている。
店舗スタッフによると「メロンとあんこの組み合わせに驚かれるお客様も多いんですが…。いろいろ試してみた中で、ソースに入っている練乳とあんこの相性がよかったんです」という。濃厚ミルクのかき氷と練乳、あんこは、日本のミルク金時を思わせる安定のおいしさ。そこへ、メロンの青っぽい爽やかな香りが加わる。 そもそも、韓国では「patbingsu(パッピンス)」(小豆をトッピングしたかき氷)がポピュラーで、『コッビン』にはほかにもあんこを使ったメニューがある。
桜あんを使った「桜あんコッビン」(写真上)。このメニューは日本の店舗限定で、春の季節商品として発売していたがお客様の要望が多く、今も提供を続けている。 カキ氷の下にはあんこと小さなお餅。トッピングは、桜あん、塩漬けの桜、イチゴチョコクランチ、そして、串だんご! 練乳ベースのソースをかけて食べる。
「抹茶コッビン」(写真上)は、たっぷりの抹茶パウダーとあんこ、クルミをトッピング。その上に小さなお餅がのっている。 ほかにも、「たっぷりきなこ餅コッビン」「チョコブロッサムコッビン」「トマトチーズブリュレコッビン」「ティラミスビエンナコッビン」など、個性あるかき氷が楽しめる。

もっちもちのタピオカが入った、さっぱりした味わいのミルクティーもおすすめ

『コッビン』のもう1つの人気商品がタピオカミルクティー。 茶葉は、USDA(アメリカ合衆国農務省)オーガニック認証を受けた、高品質な「Rishi Tea」ブランドを採用。「ミルクティーというと、どうしても甘くてしつこいイメージがありますが、この茶葉はあっさりとした味わいが出せるんです」と清水さんが言うように、上品なテイストのミルクティーに仕上がっている。
人気ナンバー1の「アッサムミルクティー」(写真上・左)は黒糖のシロップを加えているが、甘さはかなり控えめ。あっさりテイストのミルクティーに、ほんのり黒糖風味でもちもち食感のタピオカが入っている。 「タロイモミルクティー」(同・右)は、タロイモのフレーバーが楽しめる。シュガーシロップが入っていて、アッサムに比べると甘さを感じる。ミルクティーはオーダーの際に好みを伝えれば、甘さの調整が可能だ。
このミルクティーを手に持って、店外の看板前で写真を撮るのも楽しい。

限定のドリンクもインスタ映え間違いなしのかわいさ

この夏の季節限定のドリンク「コットンキャンディスムージー」も、早くも話題に。SNSでたくさんの写真がアップされている。
「雲スムージー(スカイスムージー)」(写真上)は、ブルーのスムージーに雲のようなクリームが浮かび、ふんわりもこもこしたコットンキャンディーがのったドリンク。ヨーグルトとミルク、ブルーハワイのシロップで爽やかな味わい。見た目がキュートでインスタ映え間違いなし! ほかに、ピンク色の「ストロベリースムージー」、オレンジ色の「マンゴ―スムージー」のジューシーな味わいも試してみたい。 『コッビン』はこの夏、鎌倉の由比ガ浜海水浴場のビーチハウス『エイベックスビーチパラダイス』でもかき氷を提供(8月31日まで)。海水浴の合間に冷んやり濃厚なかき氷を味わえる。 韓国発のかき氷は、味わいも見た目も◎。このひと品で、暑い夏を冷んやりおいしくのりきれそうだ。 【メニュー】 ▼かき氷 まるごとメロン 1,600円 マンゴーヨーグルトコッビン 1,500円 桜あんコッビン 1,300円 抹茶コッビン 1,100円 ティラミスビエンナコッビン 1,300円 ※季節によりメニューの変更あり ▼ドリンク アッサムミルクティー 500円 アールグレイミルクティー 500円 タロイモミルクティー 550円 イチゴミルクティー 550円 玄米抹茶ミルクティー 550円 コットンキャンディースムージー(スカイ、ストロベリー、マンゴー) 各650円 ※価格は税込み

SELECT CAFE KKOTBING(セレクトカフェ コッビン)

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