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味
味の感じ方には個人差がありますが、ニッキの方が辛みが控えめに感じる人が多いでしょう。シナモンは、鼻を刺激するようなスパイシーな味わいが特徴。そのため、シナモンロールは苦手だけど、八つ橋なら食べられるという方もいるのでは?
漢字表記が複雑
シナモンもニッキも同じクスノキ科の木を原料としています。しかし、ニッキは漢字表記からこの呼び方になってきたと言えます。
ニッキの原材料を見ると、「肉桂」や、「日桂」など、様々な表記を見かけます。ニッキは、この肉桂がもとになり、「にっけ」→「にっき」と呼ばれるようになったそう。しかし、最近は、「ニッキ」とカタカナで表記されることが増えてきています。
ニッキとシナモンの使い分け
シナモンとニッキ、それぞれの特徴が分かったところで、次にそれぞれの使い分けを知っておきましょう。一見、違いが分かりにくいふたつですが、特徴を把握して正しく使い分ければ、スイーツやドリンクの風味がよりいっそうアップしますよ!
シナモンを使った代表的な食べ物
シナモンを使った代表的な食べ物と言えば、シナモンロールやアップルパイですよね。この他にも、ケーキやドーナツ、カプチーノ、紅茶などに使われることがあります。
シナモンを取り入れることで、独特な風味を付けられることから、主にスイーツのスパイスとして使われることが多いのです。好き嫌いが分かれるシナモンですが、好きな人はスイーツやトースト、ドリンクなどにたくさんかけてしまうのではないでしょうか。
ニッキを使った代表的な食べ物
一方、ニッキを使った代表的な食べ物と言えば、八つ橋やニッキ飴などの和菓子でしょう。この他にも、ジュースや、時にはカレーやピラフなどの料理に使用されることも。また、一部では漢方薬としても使われることがあるそうです。
シナモンとニッキを比べてみよう
シナモンとニッキの違いについて、いかがでしたか?これまで、シナモンとニッキは同じものと思っていた方も多かったかもしれませんよね。同じクスノキ科の植物という点では同じシナモンとニッキですが、調べてみると、香りや風味、原産国など、はっきりとした違いがあることが分かりました。
意識しないと、やっぱり似ているふたつですが、口にする機会があればぜひ、意識して味わってみてくださいね。
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