同じじゃないの!? ニッキとシナモンの違い&上手な使い分け!

同じようで何かが違うニッキとシナモン。このふたつの違い説明できますか?今回は、ニッキとシナモンの違いや、それぞれの使われ方や食べ方、楽しみ方についてご説明します。知っているけど具体的な違いはよくわからない、ニッキとシナモンについてご紹介!

2017年3月20日 更新

ライター : ちあき

育児のかたわらライターをしています。元出版社勤務、料理も食べ歩きも大好きです。母になっても好奇心を大切にしていきたいと常々思っています。みんながハッピーになれるグルメ情報が…もっとみる

ニッキとシナモンの違いってなんだろう?

お料理の旨みを引き出したり、コクをアップさせたりする様々なスパイス。必ずなければいけないというわけではないものの、あることでおいしさがアップする調味料ってありますよね。ケーキやアイス、紅茶などにも使われているシナモン。独特なスパイシーな香りは、特に女性を中心に人気です。 嗅げばすぐにシナモンだとわかる独特な香りのシナモンですが、皆さんは八つ橋の香りを嗅いだとき、シナモンだと思いますか?八つ橋はニッキでしょ?とわかる方も多いと思います。では、ニッキとシナモン、香りのそっくりなこのふたつ、一体何がどう違うのか、みなさんは説明できますか?

そもそもニッキとは?

ニッキは、クスノキ科の常緑樹でを原料として作られるスパイスのことを言います。日本産はもともと流通が少ないため高価なものとされています。

八つ橋にはニッキ

ニッキと言えば、代表的な食べ物に八つ橋があります。最近は、ニッキや抹茶などの定番八つ橋に加え、ホワイトチョコレートや栗、桃などの変わり種八つ橋も増えてきていますが、やはり元祖八つ橋と言うとニッキ味を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

シナモンとニッキ何が違う?

食べ方によっては、言われなければ使われているのが、シナモンなのか、ニッキなのか分からないこともあるでしょう。ですが、実はちゃんと異なる点があります。その違いを順番に見ていきましょう。

原料原産の違い(スリランカ、日本)

まずは、原産国の違いです。シナモンがスリランカのセイロン産の肉桂(ニッケイ)の樹皮を乾燥させて作られているのに対し、ニッキは日本産の肉桂の根っこから作られています。 日本産の日桂の歴史は古く、そのはじまりは奈良時代頃と言われています。樹木としては江戸時代頃伝わったのだとか。もともと、日桂は徳之島や沖縄島(久米島や石垣島)で、自然に育つ植物でしたが、時を経るにつれてその価値もどんどんあがり、現在では和歌山や高知、鹿児島でも栽培されています。

風味、香り

原産国の違いについてご説明しましたが、実は風味や香りも微妙に異なっています。実際に食べ比べてみたりニオイをかいでみなければ、なかなかその違いは分からないかもしれませんね。 一般的には、ニッキよりもシナモンの方が甘い香りがします。濃厚な甘い香りを少し苦手に思う方もいるかもしれません。これは、シナモンにしか含まれていないオイゲールという成分によるもので、防腐効果もあるのだとか。 シナモンは世界最古のスパイスとして知られており、その歴史は紀元前4000年頃にまでさかのぼります。当時はミイラの防腐として、正式な儀式の場でも使われていたそうですよ。
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シナモンとニッキの違いってなんだろう
独特な香りとスパイシーなシナモン
ニッキの代表的なお菓子
シナモンとニッキを比べてみよう
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