飾り方の手順

手順

  1. まずは台となる三方を用意します。なければお盆でもかまいません
  2. 台の上に四方紅を敷きます。なければ半紙を折って使用します
  3. 裏白を左右対称になるように置きます
  4. 餅を大小ふたつ重ねます
  5. 餅の上に御幣を置き、一番上に橙を置いて完成です

四方紅の代わりに半紙を使用する場合

四方紅がない場合は半紙を正方形に切って使います。三方の正面に正方形の半紙の角が出るように敷いて、三方の淵に合わせて半紙を折りましょう。

裏白の置き方

裏白はただ置けばいいわけではなく、裏白の葉の白い方を上にして、三宝から先端が出るようにしましょう。こうすることで、心に裏がなく純粋であることを表現するそうです。

鏡餅を飾る時期と場所

鏡餅を飾る時期

では鏡餅はいつ飾ったらよいのでしょうか?早く飾る分には問題ないそうですが、一般的には末広がりの「八」がつく12月28日が好ましいとされています。また29日は「九」が「苦」を連想させるからといって避ける方が多いようです。

鏡餅に限らず、お正月のお飾りはすべて一夜飾り(大晦日の31日に飾ること)はタブーとされています。しめ縄や門松も31日に飾ることはなるべく控えたほうがいいみたいですよ。

鏡餅を飾る場所

鏡餅は一番大きくて立派なものを床の間か玄関に飾ります。そしてそれよりも少し小さいものを神棚や仏壇に供えます。さらに、台所や各部屋の大事な場所に小さめの鏡餅を置くのが一般的です。

とはいえ、何個も用意するのは大変ですし、床の間や神棚がないご家庭も多いですよね。その場合はご家族が集まるリビングなどに飾るのが良いでしょう。
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