ネパールの定食「ダルバート」って何? 都内で食べられるお店5選も

ネパールの代表的な家庭料理「ダルバート」をご存知ですか? 野菜が多くてスパイシー、何よりおいしいと評判で、女性の間で大きく注目されているんですよ。聞き馴染みがないという方は、ぜひこの記事で詳細をチェックしてみてください。

2019年3月29日 更新

女性に注目されているネパール料理

ネパールの代表的な家庭料理と言えば「ダルバート」。カレーをベースとして野菜やおかず、漬物などを加えたものがセットになった、日本でいう定食のようなものです。

ダルバートと聞いてイメージがわかない人の方が多いかと思いますが、実は、女性を中心に人気を集めています。ダルバートは大豆や野菜中心の食べ物で肉類を滅多に使用しないため、とっても健康的なんですよ。

今回は、この「ダルバート」についてご紹介をしていきます。

ネパールの味「ダルバート」とは

ダルバートは4種類の食べ物から構成されるネパールの家庭料理であり、日本では「味噌汁、ご飯、副食」の組み合わせにあたります。ネパールでは料理といえばダルバートを指すほど、一般的な料理なんですよ。

ネパール料理は一般に、ターメリック、クミン、コリアンダーなど各種スパイスを使ったカレー味が基本となるため、ダルバートも同様にカレーをベースに作られています。唐辛子などは使用されておらず、ややマイルドであっさりした味つけが特徴です。

ダルバートにはスパイスが必須

ダルバートのなかで"おかず"にあたる「タルカリ」には、マサラが使用されており、日本でいうカレーにあたります。お肉は滅多に使われず、野菜が中心です。ダルバートにとって大切なのは、このカレー風味に仕上げるためのスパイス。

主に、ベサール、ラッスン、モリジ、アドゥア、クルサニなどが使われ、料理に便利なさまざまなスパイスをあらかじめ調合したミックスマサラも使用されます。家庭の味がスパイスに現れるのも、ダルバートを楽しめる要素のひとつです。

家庭やお店によって内容はさまざま

それぞれの家庭やレストランによって、スパイスや使用される具材などが変わるのも特徴です。現地では、ダルバートは50~200円ほどの安価な値段で食されています。食器には金属製のものが使われており、一枚の皿にすべての料理が盛られている場合がほとんど。

ダルバートを構成する品々

基本的に、ダルバートは4つのおかずと食材から成り立って完成する食べ物です。ただ組み合わせされているわけではなく、ひとつひとつに名前と特徴があります。

ダル

「ダル」は小粒の豆を使ったスープで、さらっとしているのが特徴的。米飯にかけて指先で混ぜ込んで食べるのが、ネパール流です。ネパールでは、300種類にも及ぶ豆を料理に使うとのこと。主に、レンズマメや黒豆などがよく食べられています。

バート

「バート」はライスの意味で、バスマティと呼ばれるインディカ米を指します。細長くパサパサしているのが特徴です。ネパールでは白米以外に、ディロやローティも主食として食べられることがあります。

タルカリ

そして3つ目が「タルカリ」です。タルカリはおかずであり、炒めた野菜やカレーなどを指し、ジャガイモ、カリフラワーなどを中心に使用されています。

肉料理などが付くこともありますが、基本的にダルバートは野菜中心で肉類を使用しないので、付くことは一般家庭では稀なこと。ネパールでは、おかずがない場合は「ダル」と「バート」の2種類で構成されることもあります。

サーグ

「サーグ」は、一般的な青菜の炒め物を指します。サッと火を通して青菜の色合いを残しながら、スパイスで味付けした料理です。青菜があるときに作られる、おかずのひとつと言えるでしょう。

アルツァール

ダルバートには、「アツァール」と呼ばれる辛口の漬物、薬味がつくのが一般的。大根やジャガイモを中心とした漬物で、乾燥させたグリーンピースやティンブール、焦がしたフェヌグリークなどの風味が混ざり合ったひと品です。

ダルバートの食べ方

特集

SPECIAL CONTENTS