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良質なたんぱく質
たんぱく質は、「アミノ酸」という成分が合成されてできているのですが、アミノ酸にもさまざまな種類があり、食材によってどんなアミノ酸でたんぱく質が合成されているのかが異なります。
なかでも体内で生成できないアミノ酸は「必須アミノ酸」と呼ばれる重要な栄養素で、それらがバランスよく含まれているかどうかを数値化した「アミノ酸スコア」というものがあります。
数値が高いほど我々にとって「良質」となるのですが、米と小麦を比べると、米65に対して小麦が41。小麦粉よりも米粉のほうが、良質なたんぱく質を含んでいると言えますね。(※2,3)
なかでも体内で生成できないアミノ酸は「必須アミノ酸」と呼ばれる重要な栄養素で、それらがバランスよく含まれているかどうかを数値化した「アミノ酸スコア」というものがあります。
数値が高いほど我々にとって「良質」となるのですが、米と小麦を比べると、米65に対して小麦が41。小麦粉よりも米粉のほうが、良質なたんぱく質を含んでいると言えますね。(※2,3)
米粉のメリット&デメリット
メリット | ・料理に使いやすい ・アレルギー対策に便利 |
デメリット | ・比較的価格が高い ・メーカーによって性質が多少違う |
メリット
料理に使いやすい
米粉は味にクセがないため、どんな料理にも使えることが特徴。実際、主食からおかず、スイーツなど、米粉を使った料理を見たことがあるという方は多いのではないでしょうか。またお菓子作りに使うときなど、だまにならないためふるう必要がないのもメリットです。
アレルギー対策に便利
卵や乳に並び、アレルギーを持っている人が多い小麦。小麦に含まれている「グルテン」という成分がアレルゲンとなるのですが、米粉にはグルテンが入っていないため小麦アレルギーの人でも安心して摂取できます。
ただし、市販の米粉パンや米粉ケーキなどは、グルテンが配合されていることもありますので、アレルギーの方は注意してくださいね。(※4)
ただし、市販の米粉パンや米粉ケーキなどは、グルテンが配合されていることもありますので、アレルギーの方は注意してくださいね。(※4)
デメリット
比較的価格が高い
小麦粉よりも流通量が少ない米粉は、小麦粉よりも比較的高い値段で売られていることがほとんど。また小麦粉に比べて需要が少ないため、販売場所が限られてくるのがデメリットです。
最近では米粉を販売しているスーパーが増えていますが、安価な小麦粉を選ぶという方が多いようですね。
メーカーによって性質が多少違う
ひと口に「米粉」と言っても、種類はさまざま。大きく"パン用"や"製菓用"などがあるなか、メーカーによっても米粉の成分が異なります。
100%お米由来の米粉ならいいですが、なかにはグルテンを添加している種類もあるので、グルテンフリーを目指している方は注意して選ぶのがベターです。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。