ライター : kkk_ooo

幅広い世代に人気の焼酎

2003年ごろに始まった焼酎ブームにより、いままでおじさんが飲むお酒というイメージだった焼酎は、若い女性にも親しまれるお酒となりました。数多くのブランド焼酎が発売され、現在でも多くの世代の人々に愛されています。 そんな焼酎のなかには、「3M」と呼ばれるプレミアムなお酒があるということを知っていますか?一体どんなお酒なのでしょうか?

焼酎界の「3M」とは

「3M(スリーエム)」とは、「森伊蔵」・「魔王」・「村尾」の3種類の芋焼酎を指す総称です。どれも"M"が頭文字の焼酎で、市場になかなか出回らない入手困難なお酒とされています。

手に入れるのがむずかしいと言われている「3M」ですが、定価で購入する方法があるって知っていましたか?今回は、そんな「3M」の特徴と定価で入手する方法、都内で飲めるおすすめのバーなどをご紹介します。楽天で販売されている飲み比べセットの情報にも注目ですよ!

それぞれの「M」について

森伊蔵

鹿児島で作られた「森伊蔵」は焼酎界の3本柱(3M)のうちのひとつ。お酒の中でも手に入れるのがむずかしいとされるレア芋焼酎です。どれだけ高級な焼酎かというと、ファーストクラスの飛行機内食で用意されているほど。

クセがなくすっきりとした味わいが特徴。まろやかで、旨みをしっかりと感じられるそうです。ふたを開けたらふわっと漂う焼酎の独特な香りや風味が苦手……といった方にも人気なんですよ。

魔王

「魔王」という名前は、焼酎を熟成するときのアルコールが蒸発する現象にちなんでつけられました。というのもこの現象は「天使の取り分」と呼ばれていて、その天使を誘惑して魔界へお酒を運ぶ悪魔に関連付けた名前だそうです。魔王だけが飲める特別なお酒と言ったところでしょうか。 鹿児島県にある白玉醸造から販売されているこのお酒は、すっきりとしたフルーティーな味わいがします。女性からの人気も高い焼酎ですよ。

村尾

鹿児島県にある村尾酒造が販売している「村尾」は、焼酎造りの天才と称される村尾寿彦さんが1人で作っているお酒です。そのため、生産数が限られ、なかなか市場でお目にかかれません。

言葉で表現するのはむずかしいのですが、芋焼酎特有のほのかな"甘み"が「村尾」の特徴です。すっきりしたあと味で、最初から最後まで飽きることがありません。

プレミアム焼酎3M、定価と流通価格

「3M」が入手困難と言われる所以は、生産数だけでなくその流通価格にもあります。定価と流通価格を比べてみてみましょう。

「森伊蔵」
定価:2,381円
流通価格:20,000円〜30,000円

「魔王」
定価:2,862円
流通価格:10,000円〜15,000円

「村尾」
定価:2,916円
流通価格:10,000円〜15,000円

どれも5倍以上の値が付いているのがわかるかと思います。森伊蔵に至っては、10倍以上のプレミアム価格が……!ここまで価格が高騰していると酒屋などで見かけてもすぐに購入することがむずかしいですよね。
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