ライター : shucyan

フードアナリスト / 江戸ソバリエ / ソルトマイスター

飲み屋街・赤羽の、おでん屋さん

海に囲まれながら育った日本人が、海産物を主体に作り上げた、日本ならではのソウルフード「おでん」。土地によって出汁も具材も異なり、地域色が顕著にあらわれる料理のひとつでもあります。 今回は、そんなおでんのおいしいお店を、飲み屋街としても知られる赤羽の地で探してみました!お酒が好きな方は、ぜひともチェックしておきたい街ですよ。

1. 丸健水産(まるけんすいさん)

こちらの「丸健水産(まるけんすいさん)」元々は、おでん種を販売するお店でした。1999年から2代目が店の軒先で立飲みをスタート。雰囲気のよい立ち飲みスペースは、連日たくさんのお客さんで賑わっています。お昼から飲めるというのも人気のポイント。 おでん鍋の中には、ぎっしりと30種類以上が入っています。おでんは70〜300円ほどの価格帯なので赤羽で有名な「せんべろ」も、もちろんおまかせ!

はんぺん&牛すじ

丸健水産の名物は「はんぺん」と、「牛すじ」。はんぺんは、味が染み込みすぎないように、牛すじは、きちんと味がしみこむようにと、別の鍋で仕込まれています。きちんと別々に煮込むことで、両者とも妥協しない仕上がりに。 「牛すじ」は関西風のネタですが、丸健水産では「だし」もあっさりとした関西風なんです。サクッと飲みたい方には、おでん4〜5品に、飲み物1本が付いた「おでんセット」(800円)がおすすめです。

名物「だしわり」

丸健水産では、ワンカップを半分ほど飲みきったら、おでんのだしを追加する「だし割り」が人気なんです。プラス50円支払えば、店員さんがカップの中にだしを追加してくれますよ!少し甘みのある日本酒と、さっぱりしただしは相性抜群。きっとあなたも虜になってしまうはず。

店舗情報

■店舗名:丸健水産 ■最寄駅:JR各線 赤羽駅より徒歩3分(赤羽一番街内) ■電話番号:03-3901-6676 ■営業時間:月~金 10:30~21:00、土日祝 10:30~20:30 ■定休日:第一・第三水曜日 ■禁煙・喫煙:分煙 ■参考URL:https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132305/13008755/

2. おでんと旬菜魚 中々(なかなか)

だしからネタまですべて手作りされた、関西風おでんの店「おでんと旬菜魚 中々」。全国から取り寄せた新鮮な、魚介類や豊富な種類の日本酒が楽しめるお店です。 店内はおしゃれなカウンター席とテーブル席に別れていて、落ち着いた雰囲気。きれいに具材の分けられた鍋には、見とれてしまうほどきれいな、透き通っただしが入っています。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ