間食のかわりに

カロリーメイトは、間食がどうしてもやめられないとお悩みの方に、お菓子の代わりとして食べるのがおすすめです。チョコレートやチーズケーキと比べると、どのくらいカロリーカットできるのか見てみましょう。

・ミルクチョコレート
1枚(70g)あたり……391kcal

・ベイクドチーズケーキ
1切れ(70g)あたり……223kcal

カロリーメイトは1本あたり100kcalのため、チョコレートの代わりに1本食べると291kcal、チーズケーキの代わりに食べると123kcalのカロリーカットになります。間食の適量は一日に200kcalが目安です。カロリーメイトを間食として摂る場合は、一日に2本までなら食べてもかまいません。

しかし、脂質や炭水化物の摂取量が多くなる点に注意しましょう。ダイエット中にこれらの栄養素の摂り過ぎが気になった場合は、夕食のごはんの量を控えめにしたり、揚げ物を避けたりして調整することをおすすめします。(※1,2,3,4,5,6,8)

食べる時間は14~15時に

カロリーメイトを摂るおすすめの時間帯は、14~15時です。この時間帯は、脂肪合成に関わる体内物質である「BMAL1」の量が少ないため、間食を摂るのに適していると考えられています。

一方、22~翌2時はBMAL1の量が多くなるため、脂質や炭水化物が多く含まれるカロリーメイトを摂るのは避けるようにしましょう。(※9)

カロリーメイトをダイエット中に食べるときの注意点

ダイエット中にカロリーメイトを食べる場合は、食べ過ぎに注意しましょう。1本あたりのカロリーを参考にして、食べる本数を意識することが大切です。たとえば、間食や主食の代わりに4本入りのカロリーメイトを1箱摂ると、カロリーの摂り過ぎになってしまいます。

また、食事をカロリーメイトのみで済ませないようにしましょう。カロリーメイトだけでは一日に必要な食物繊維やミネラル、ビタミンをすべて補うのはむずかしいため、栄養バランスが崩れるおそれがあります。

一緒に飲む飲み物にも気をつけよう

カロリーメイトには水分があまり含まれていないため、飲み物を合わせて摂るのがおすすめです。ただし、ダイエット中の場合は、飲み物からカロリーを摂り過ぎないように意識しましょう。

加糖の紅茶、糖類が多く含まれている清涼飲料水は避けるのが無難。ミネラルウォーターや緑茶など、無糖の飲み物を選んでくださいね。

カロリーメイトを上手に摂ろう!

身体に必要な栄養素が手軽に摂れるカロリーメイトは、食事の時間がとれないときはもちろん、ダイエット中の間食に活用できます。ほかの菓子類と比べると、ビタミンやミネラルが多く摂れるのが魅力です。

ただし、カロリーメイトには炭水化物や脂質が多く含まれているため、食べ過ぎには注意してくださいね。1本あたりのカロリーを意識して、適量を摂ることを心がけましょう。
【参考文献】
※6 新ビジュアル食品成分表 新訂第二版|大修館書店
(2020/05/12参照)
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