その4:酢漬けにする

酢には強い殺菌効果があるだけでなく、酸性度を高めることで微生物が活動しにくい状況をつくります。酢漬けの保存方法を使ったものといえば、野菜をスパイスやハーブと一緒に酢漬けしたピクルス。日本の保存食なららっきょうが代表的です。 どちらも手作りするときはしっかり酢につかっている状態にしておくことがポイント。酢から出ていると、空気に触れカビが生えることもあります。

その5:油でコーティングする

油で食材をコーティングすることによって、食材の水分と空気を遮断し、劣化を遅らせる保存方法もあります。油でコーティングする前に塩で下処理し、さらに油で煮込むことで保存性を高められます。 酢漬けと同様、油にしっかりつかっている状態にしておくことがポイント。食材が油から出て空気に触れてしまうとカビのもとになります。
今回は保存食の基礎知識についてお伝えしました。「保存食を手作りする」と言っても、けっして難しいことではありません。基本をおさえておけば、食材を無駄にすることなく、もっと豊かな食生活を送れるようになりますよ。

次回予告

次回は、”油でコーティングする”保存食の中から、ご自宅で簡単につくれるこの時期おすすめレシピをご紹介します!
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