ライター : チョビ子

バゲットのスペシャリストがいるベーカリー

「ラ バゲット ド パリ ヨシカワ」のオーナー、吉川崇さんは、「クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジェリー」という大会の、日本代表選手最終選考会の「バゲットおよびパンスペシオ部門」で優勝。 2005年度の日本代表となり、世界大会で見事3位入賞を果たした、バケットのスペシャリストなんです。 派手さはないものの、間違いなく美味しいパンを提供してくれる「ラ バゲット ド パリ ヨシカワ」。どんなお店なのか気になりますね。
阪急「苦楽園駅」から歩いて10分ほどの場所にある、一軒家風の建物が「ラ バゲット ド パリ ヨシカワ」です。店内に入ると、パンが焼ける良い香りと、いい色に焼けたパンがお出迎えしてくれます。
店内にはショーケースもあり、中にはサンドイッチやお惣菜、ドリンクが並んでいます。牛乳があるのは嬉しいですね。 そして、ショーケースの上には「サバトン」というジャムのようなものが並んでいます。バケットに合いそうなものばかりで、こちらも気になる商品です。

「ラ バゲット ド パリ ヨシカワ」の商品

右「バケット」(¥260)左「バケット・セレアル」(¥260) こちらが、世界で3位のオーナーが作るバケットです。やはり人気が高く、お客さんのほとんどがこちらの両商品目当てだそう。 「バケット」は、シンプルながらも、小麦の香りが良く、オリーブオイルと合わせて食べると、とてもおいしいのだそうです。 「バケット・セレアル」は、キレイな葉っぱのような模様が特徴的。こちらは、小麦ではなく、ゴマや雑穀の香りが強く、そのままで食べてもおいしいそうです。 どちらも、世界に通じる味なのに、毎日食べられるような、お手ごろ価格が嬉しいですね。

クープ・デュ・モンド・ラ・ブーランジェリー受賞商品

「パン・オ・フリュイ・ド・ジャポン」(¥290) 「クープ・デュ・モンド・ラ・ブーランジェリー」の受賞商品です。生地の中に柚子の皮と、干し柿が入っていて、酸味が強いのだそうです。表面は、焦がしバターをかけて焼いているそうで、香りも良く、パリパリとした食感も最高だそう。 名前に「ジャポン」とはいっているだけあって、和の食材を使用した、面白いパンです。
「カレーパン」(¥189) こちらのカレーパンは、お店でルーから作り、手間暇かけてじっくり煮込んだカレーを使用した、お店の隠れ人気メニューです。 外はカリカリ、中はもちもち、中のカレーは程よい辛さで、旨味がある、とてもおいしいカレーだそうです。
「ブルーチーズとくるみ」(¥231) 名前を聞いただけで、もうおいしそうな「ブルーチーズとくるみ」。パン生地は、長期熟成したハード系。その生地にくるみを混ぜて、ゴルゴンゾーラをサンドしたのだそう。 中にはゴロゴロくるみが入っていて、お家で焼き直せば、チーズはとろりとして、香りも蘇ります。風味、コク、旨味がハンパない!という高評価で人気を得ています。
「甘栗」(¥189) イタリアの焼き栗を混ぜ込んだ「甘栗」は、もちもちの食感がたまらないパン。栗の大きさがバラバラなのが、面白い食感を生み出しています。栗が好きな人にはたまらないですね。
美味しくてリーズナブルなパンが沢山ある「ラ バゲット ド パリ ヨシカワ」。パン好きなら、一度は訪れておきたいですね。

店舗情報

住所:兵庫県西宮市樋之池町3-6 電話番号:0798-72-0770 営業時間:7:30~19:00 定休日:毎週火曜日 
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ